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2019年6月 2日 (日)

5月26日~6月1日の週に観た劇場映画

5月26日(日曜)~6月1日(土曜)の週は、5本の劇場映画を観ました。インドネシアの若手女流監督の作品に驚かされ、また日韓でも大量のVFXを投入した作品が製作されていることをしりました。

嵐電 ⇒京福電気鉄道嵐山線(通称「嵐電」)は京都に残る唯一の路面電車 本線は四条大宮から嵐山まで運行し、支線の北野線は帷子(かたびら)の辻から北野白梅町(はくばいちょう)まで走る 映画産業の最盛期には沿線に多数の撮影所があったらしいが、今でも東映と松竹の大規模撮影所が残る この嵐電にまつわるラブ・ストーリーをオムニバス風に、幻想的に描くが、ややインパクトが弱い 監督は「ゲゲゲの女房」(2010)の鈴木卓爾(静岡県磐田市出身・1967~)で、現在京都造形芸術大学准教授 嵐電の主要駅やその付近でロケ撮影
神と共に 第一章:罪と罰(韓) ⇒人間は死後49日間に7つの地獄の裁判を受け、すべてを無罪で通過すると現世に生き返るという話 7つの地獄とは、殺人地獄、怠惰地獄、裏切り地獄、不義地獄、ウソ地獄、暴力地獄そして天倫地獄の7つ 韓国の大ヒットWebコミックの映画化らしい 神々の話としながら、閻魔大王、輪廻転生、49日など仏教やヒンドゥー教の概念を大幅に取り入れている 俳優たちはほとんどクロマキー合成用の緑色の背景の前で演技したようで、大部分のシーンはVFXで製造 100人単位で米国のVFX会社も製造に参画した模様 引続き第二章も公開予定 英語原題は"Along with the Gods: The Two Worlds"=「神々と共に:二つの世界」で、邦題はかなりの意訳
アメリカン・アニマルズ ⇒2004年に米国ケンタッキー州レキシントン市にあるトランシルヴァニア大学の図書館で発生した、12億円以上の価値のある複数の希少本の強盗事件(実話)を基に製作された作品 4人の学生が破天荒な窃盗に挑む話であり、盗難本の売却のためにニューヨーク市やオランダのアムステルダム市も訪れる 時々実行犯人の本人そのものが登場し、コメントするのがユニーク 絵の上手い犯人の一人が鳥の画集を盗もうとして、結局鳥の絵描きになったのは皮肉か… 原題も"American Animals"=「米国の動物、人でなし」
320-20190610t184505667マルニナの明日(インドネシア・仏・マレーシア・タイ) ⇒噂に違わず強烈な印象を残すナシゴレン・ウェスタン 本作が30歳代のモーリー・スリヤ女流監督(インドネシアの首都ジャカルタ市出身・1980~)の製作とは… ナシゴレンはインドネシア風のチャーハン(焼飯)のことで、当然ながらマカロニ・ウェスタンへのオマージュ インドネシアの家父長制社会への批判やウーマン・リブ(女性の地位向上)などの狙いもありそう 第1幕「"Robbery" 強盗団」、第2幕「"The Journey" 旅」、第3幕「"Confession" 自首」そして第4幕「"The Birth" 出産」の4幕構成 ロケはインドネシア東部のスンバ島で行われた模様 英語原題は"Marlina the Murderer in Four Acts"=「4幕構成のl殺人者マルリナ」か
空母いぶき ⇒漫画家かわぐちかいじ(本名:川口開示・広島県尾道市出身・1948~)の同名雑誌連載原作コミック(2014~)の実写映画化 原作では中国人民解放軍が尖閣諸島や与那国島を制圧することになっているようだが、本作ではさすがに配慮したか某国が沖縄南方に位置する架空の波留間諸島を制圧したことから物語は始まる ミサイルと迎撃ミサイルの撃合い、戦闘機同士の空中戦、ミサイルや魚雷への迎撃など、かなりリアルな戦闘模様の映像が流れる 撮影ははぼ東映東京撮影所(練馬区大泉)内で行われた模様で、海上シーンや戦闘シーンは大部分がVFXか ロケは、他に茨城県つくば市、群馬県前橋市、長野県諏訪市、静岡県熱海市でも行われたようだ

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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