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2019年6月 9日 (日)

6月2日~6月8日の週に観た劇場映画

6月2日(日曜)~6月8日(土曜)の週は、7本の劇場映画を観ました。出来のいい作品が多かったように思いました。

パリの家族たち(仏) ⇒題は"La fête des mères"(仏)="Mothers Day"=「母の日」 フランス・パリに住む様々な女性が幸せを求めて必死に生きる様を描く群像劇 女性大統領まで登場するが、女性の地位向上も目指しているのかもしれない 「母の日」の由来は米国にあるそうだ 1905年5月9日に社会活動家であった母をフィラデルフィア亡くしたアンナ・ジャーヴィス(1864~1948)が、母親が生きているうちに感謝する機会を設けるべきとの運動を起こしたことから、5月の第2日曜日が母の日となったようだ
オーファンズ・ブルース ⇒最近学校の卒業製作が正式上映されることが増えた 本作も工藤梨穂監督(福岡県出身・1995~)の京都造形芸術大学映画学科の卒業製作 孤児院出身で健忘症のヒロインのひと夏を描くが、筆者には不条理劇のように観えてよく分からなかった 終映後「あみこ」(2018)の山中瑤子(長野県出身・1997~)と「小さな声で囁いて」(2019)の山本英(あきら・広島県出身・1991~)が加わったトークショーがあったが… 若さを武器に、大学からわずかな卒業製作費用(確か20~30万円)を得て、キャストもスタッフも仲間内ボランティアですませて、本作を製作したのには感心
320-20190616t013350643ゴジラ キング・オブ・モンスターズ ⇒「アベンジャーズ エンドゲーム」(2019)でスーパーヒーローたちが勢揃いしたように、本作では怪獣たちが総出演 ゴジラ、キング・ギドラ、モスラ、ラドンを始めとして、他に14体が登場 エンド・クレジットのキャストの項目で、ゴジラたちがHimselfと表示されていたのが面白かった 本作は米国のレジェンダリー・ピクチャーズ(カリフォルニア州バーバンク)が東宝と提携して製作する、ゴジラとキングコングが登場するモンスターバース・シリーズの第3作目 第1作目が「GODZILLA ゴジラ」(2014)、第2作目が「キングコング 髑髏島の巨神」(2017)で、次作第4作目に来年公開予定の「ゴジラVSコング」(仮題)が控えている 監督(兼脚本)は「スーパーマン リターンズ」(2006)や「X-MEN: アポカリプス」(2016)の脚本を担当したマイケル・ドハティ(米国オハイオ州コロンバス出身・1974~) 本作では怪獣の姿形には東宝の監修が入っているらしく我々には親しみやすい VFXに1,000人単位のスタッフを使えるだけあって、製作費は2億ドル(約220億円)とも言われる 前項「オーファンズ・ブルーズ」の製作費数10万円と対照的 レジェンダリー・ピクチャーズは2016年1月に中国の大連万達(ワンダ)グループ(北京市)に35億ドルで買収されており、そのせいか中国関連の場所・人物も登場 本件買収にからみ万達グループは中国政府から銀行融資を絞られるという制裁を受けている それから戦闘兵站場面で、あのオスプレイらしき機体が大活躍しているのは、それだけ機動性が高いということか 原題は"Godzilla: King of the Monsters"=「ゴジラ:怪獣たちの王」24日
320-20190616t013301428さよならくちびる ⇒ハルレオという女性デュオの解散ツアーをロード・ムービー風に描く ハルを門脇麦(米国ニューヨーク州生まれ東京都出身・1992~)が、レオを小松菜奈(東京都生まれ山梨県出身・1996~)が、そしてローディ(バンドのスタッフ)を成田凌(埼玉県出身・1993~)が演ずる 2018年7月14日に静岡県浜松市、15日に三重県四日市市、16日に大阪市西天満、18日に新潟市、21日に山形県酒田市、22日に青森県弘前市、そして最後に24日に北海道函館市と回る ロケ撮影も似たような予定で進んだようだが、すべての場所に行った訳でもなさそう 東京都、埼玉県、栃木県などでもロケ撮影された模様 楽曲は秦基博(宮崎県日南市出身・1980~)が「さよならくちびる」を、あいみょん(兵庫県西宮市出身・1995~)が「たちまち嵐」と「誰にだって訳がある」を提供 門脇と小松が本当に歌っているそうだが、かなり上手で結構感動してしまう 監督(兼原案・脚本)は「黄泉がえり」(2003)の塩田明彦(京都府舞鶴市出身・1961~) 門脇麦の顔を観ると、「愛の渦」(2014)での肢体を思い出してしまう
貞子 ⇒作家・鈴木光司(静岡県浜松市出身・1957~)のホラー小説「リング」(1991)から始まるシリーズを次々と映画化(1998~)して一大ブームを引き起こした中田秀夫監督(岡山県出身・1961~)が、鈴木のシリーズ最新作品「タイド」を原作内容にとらわれず映画化した作品 ややマンネリ化しているせいか、余り怖くなかった感じ ロケは埼玉県や東京都大島町(大島)などで行われた模様 廃墟の撮影には栃木県の某大谷石採石場跡地が使われたらしい

320-20190616t013221260町田くんの世界 ⇒人間社会や日常生活ではなかなか観られず、感じられない無償の愛が描かれていたと思う 現代のキリストのようでもあり、現実社会へのアンチ・テーゼのようでもある 最後は恋愛に目覚めた新人俳優2人のファンタジーになってしまったのが少し残念 原作は漫画家・安藤ゆき(大阪府出身)が少女漫画雑誌に連載している同名原作コミック(2015~) ファンが多いためか、ピンクの応援グッズを持参した若い女性の応援団が… 監督は「舟を編む」(2013)の石井裕也(ゆうや・埼玉県さいたま市出身・1983~)で、新人2人の周りを中軸・ベテラン俳優で固めたのは流石 VFXにはエンド・クレジットに数10人の名前が ロケは昨年2018年夏に主に栃木県佐野市、宇都宮市、鹿沼市などで行われた模様 劇場出口でぴあの映画初日満足度出口調査に遭遇し、思わず高い点数を口走ってしまった
僕はイエス様が嫌い ⇒新人監督・奥山大史(ひろし・1996~)の初長編作品 ミッション系小学校に通い始めた、東京出身の少年の戸惑いを描く 大学同窓会の懇親会の後だったのでやはり緊張を維持できず 東京から転校する田舎町には群馬県中之条町を使った模様

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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