« 6月23日~6月29日の週に観た劇場映画 | トップページ | 7月7日~7月13日の週に観た劇場映画 »

2019年7月 7日 (日)

6月30日~7月6日の週に観た劇場映画

6月30日(日曜)~7月6日(土曜)の週は、4本の劇場映画を観ました。心を揺さぶられる作品が多かったような気がします。

320-20190710t124823677COLD WAR あの歌、2つの心(ポーランド・英・仏) ⇒「イーダ」(ポーランド・デンマーク・2013)のパヴェウ・パヴリコフスキ監督(ポーランド・ワルシャワ出身・1957~)が製作(兼脚本) 第二次世界大戦(1939~1945)後の東西冷戦時代、ソ連を中心とした東側体制に組み込まれていたポーランドでの物語 いろいろな制約がある中でのすれ違いメロドラマで、それだけに切なく燃える 男性ピアノ奏者と女性歌手の恋愛なので、音楽もとても重要な役割を果たす モノクロ(白黒)のスタンダード・サイズの画面(3:4)で撮影されており、冷戦下のポーランドの雰囲気をよく表わしている 最近は冷戦時代の出来事をテーマとした作品が増えているようだ 映画の舞台は、1949年のポーランドで始まり、ワルシャワ、パリ、ユーゴスラビア、パリ、ポーランドと移り、1964年のパリに至る
凪待ち ⇒「孤狼の血」(2018)や「彼女がその名を知らない鳥たち」(2017)の白石和彌監督(北海道旭川市出身・1974~)が製作 香取慎吾(横浜市出身・1977~)が主演し、競輪(ギャンブル)狂いのダメ男を熱演 愛人のところに居候している主人公が、首都圏(川崎市あたりか)から愛人の娘が暮らす、東日本大震災(2011)の被災地宮城県石巻市に生活拠点を移す ある事件により家族崩壊の危機を迎えるが、新たな家族愛を見出す ロケ撮影は昨年(2018)6月中旬から8月初めにかけて、主に石巻市で、加えて宮城県塩竃市・女川町、神奈川県川崎市、茨城県龍ヶ崎市などで行われた
320-20190710t124927318ガラスの城の約束 ⇒ニューヨーク市の著名なコラムニストで小説家・ジャーナリストであるジャネット・ウォールズ(アリゾナ州フェニックス出身・1960~)の同名原作自伝的小説(原題:"The Glass Castle"・2005、邦題と同名の邦訳:2019)の映画化 この小説はセレブの彼女がいかに過酷な子供時代を送っていたかを書いもので、米国でベストセラーとなる 定職を持たず、子供に満足な食事も与えられないが、夢を語るという、こんな破天荒な父親がいるのかと驚き、やはり米国はスケールが違うと思った 主人公は最終的に定住したウエスト・バージニア州ウェルチの家を出て、ニューヨーク市に向かいそこで奨学金を得て大学を卒業する このあたりが実に懐の深い米国の凄いところ エンディングでは本人、実妹そして実弟も登場する 主演は「ルーム」(加・アイルランド・英・米・2015)で第88回アカデミー賞(2016)主演女優賞を獲得したブリー・ラーソン(カリフォルニア州サクラメント出身・1989~) 監督(兼脚本)はハワイ州マウイ島出身のデスティン・ダニエル・クレットン(1978~) 原題"The Glass Castle"を直訳すると「ガラスの城」
ペトラは静かに対峙する(西・仏・デンマーク) ⇒スペイン・カタルーニャ州バルセロナ生まれの実力派監督ハイメ・ロサリス(1970~)の作品(兼脚本) カタルーニャの乾いた大地を舞台にしたサスペンス・ドラマだが、いきなり第2章から始まった 意外に静かな展開で、スペイン語が子守唄に… 原題は単に"Petra"=「ペトラ」

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

|

« 6月23日~6月29日の週に観た劇場映画 | トップページ | 7月7日~7月13日の週に観た劇場映画 »

映画(2019年)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 6月23日~6月29日の週に観た劇場映画 | トップページ | 7月7日~7月13日の週に観た劇場映画 »