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2019年7月24日 (水)

7月14日~7月23日に観た劇場映画

7月14日(日曜)~7月23日(火曜)は、5本の劇場映画を観ました。7月14日の週は札幌に参っておりましたので、今回は変則的な期間で報告します。

新聞記者 ⇒中日新聞(東京新聞)社会部記者の望月衣塑子(いそこ・東京都出身・1975~)の同名原作小説(2017)を映画化 小説は望月の記者取材経験を基に創作されたもの 本作主演を務めた、「サニー 永遠の仲間たち」(韓・2011)の女子高生主役だったシム・ウンギョン(韓国ソウル市出身・1994~)は望月自身の分身のように思える 監督(兼脚本)は「青の帰り道」(2018)や「デイアンドナイト」(2019)の藤井道人(みちひと・東京都出身・1986~) 今年(2019年)2月下旬からイチョウが色付く秋までの時間軸で、特区医療大学新設構想、文科省事務次官の処遇、総理担当記者のレイプ事件、外務省の文書改竄、外務官僚の自殺など、ここ2、3年の政治的出来事によく似たような案件が登場 内閣情報調査室(内調)を、行政府がネット経由で世論操作する機関と位置付け 仲間由紀恵(沖縄県浦添市出身・1979~)の亭主の田中哲司(三重県鈴鹿市出身・1966~)が内調の中心的悪役部長を演じ、その部下でいろいろ悩む外務官僚を松坂桃李(神奈川県茅ケ崎市出身・1988~)が熱演 望月も冒頭にテレビ討論番組の論客として受像機の中に登場 結構興味深い内容だが、上映館が拡がらないのはどこかから圧力が… 本作が事実だったら困るし、もし事実ならば日本も韓国化し政権交代時に毎回首相が逮捕されるようになりかねない ロケ撮影は東京都千代田区内幸町にある中日新聞東京本社社内でも行われた模様 筆者も同社内を訪れたことがある 他のロケ地は埼玉県新座市、東京都中央区・中野区などか
工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男(韓) ⇒1992年から1997年にかけて韓国国家安全企画部の要請で対北朝鮮スパイになった軍人(将校)の実話に基づく作品 中国北京での活動が主だが、北朝鮮で金正日総書記(1941~2011)にも面会 主に金泳三大統領(1927~2015・任期:1993~1998)の時代で、次の大統領が金大中(1925~2009・任期:1998~2003)になり対北朝鮮宥和政策を採用し大転換が起こった 主人公は結局二重スパイのようになってしまったので、韓国でも逮捕・投獄された 韓国と北朝鮮の関係は本当に難しいと思う 国境をまたいだ親戚は沢山いるし、発音は若干違うようだが、実際溶け込んでしまうとどちらの国の人かはなかなか見分けが付かないと想像される したがって、韓国には北のスパイやスパイもどきが沢山存在すると考えられ、その事実が韓国政治の混乱や日韓関係の困難さに結び付いているのではないか ロケ撮影は6ヶ月間にわたり韓国全国各地と台湾で行われた模様 原題は"The Spy Gone North"=「北に取り込まれたスパイ」か
三人の夫(香) ⇒香港のインディペンデント監督フルーツ・チャン(中国広東省出身・1959~)の娼婦三部作の第三部・完結編 人魚伝説を絡めて、海上生活をする精力絶倫の娼婦の姿を「海・陸・空」の3部に分け製作 主演女優は14~15kg太って熱演しているが、海中セックスの映像まである本作が15歳以上指定でいいのだろうか 気の利いた小道具が多く、アワビ、パパイヤ、ついには大ウナギまで登場 舞台は中国・香港と珠海 原題は「三夫 Three Husbands」で邦題どおりだが、その意味は鑑賞すれば分かる
ハッパGOGO 大統領極秘指令(ウルグアイ・米) ⇒ウルグアイ製の作品を初めて鑑賞 ウルグアイでは大麻が完全に合法化されたが、実は大麻不足に陥ったという話 ウルグアイの首都モンテビデオ出身・在住のデニー・ブレックナーという人物が監督・原案・脚本・主演をすべて兼ねている 元大統領のホセ・ムヒカ(モンテビデオ出身・1935~・大統領在任:2010~2015)が友情出演し、米国ワシントンDCでオバマ大統領と会談した場面も使われている 原題は"Get the Weed"=「草を入手しろ」⇒「大麻を手に入れろ」か
320-20190728t132256801無双の鉄拳(韓) ⇒「新感染 ファイナル・エクスプレス」(韓・2016)の出演で日本でも有名になり、今年日本公開された「神と共に 第二章:因と縁」(韓・2018)でも存在感を示したマ・ドンソク(ソウル出身・米国在住・1971~)が主演 韓国のドウェイン・ジョンソン(米国カリフォルニア州出身・1972~)とも呼ばれる身長178cm・体重100kgの巨体が躍動 若い女性を誘拐するが、身代金は要求せず逆に金を払うから忘れてくれという異常な誘拐犯と闘う これは一種の人身売買か… 原題は"Unstoppable"=「止められない」=「無敵」で邦題とほぼ同じか

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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