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2019年10月13日 (日)

10月6日~10月12日の週に観た劇場映画

10月6日(日曜)~10月12日(土曜)の週は、6本の劇場映画を観ました。娯楽秀作が結構多かったように思います。

毒戦 BELIEVER(韓) ⇒香港・中国合作の「ドラッグ・ウォー 毒戦」(2013)を韓国でリメイクした作品らしい 韓国ではハリウッド作品を抑えて大ヒットした模様 麻薬取締に関するクライム・サスペンス・アクションもの 麻薬製造・流通のボスが分からないまま、内部協力者も使いながら追い詰めていくが… 韓国作品らしいアクションは見物 原題は"Believer"で、直訳すると「信者、信じる者」だが、邦題はかなりの意訳か
サラブレッド ⇒筆者も住んていたことのある米国コネチカット州 都市郊外には富裕層が住む大邸宅が存在 その一つを舞台にした、4章(4幕)仕立てのお洒落なサスペンス・ドラマ 2人のやや大人びた少女の会話が秀逸で、建前と本音と嘘が入り交じり、惨劇に至る 原題も"Thoroughbreds"だが、これは「将来性のある少女たち」を示唆しているのだろうか
50850e144cceebcbジョン・ウィック:パラベラム ⇒キアヌ・リーブズ(レバノン・ベイルート生まれ・カナダ・トロント出身・1964~)主演の「ジョン・ウイック」シリーズ(2014・2017)の第3作目 続編も製作されそうな感じで終わっている ストーリーはともかく、柔道や日本の武芸(マーシャルアーツ)をふんだんに取り入れたアクション・シーンは堪能できる 銃(ガン)とカンフーを組み合わせたガン・フー、車を使ったカー・フー、走る車を盾にするマー(馬)・フー、犬とともに戦うドッグ・フー、無数のナイフを使ったナイ・フーなど次々と新しい技が登場 舞台はニューヨーク市とモロッコのようだが、ニューヨーク公共図書館内での激闘、馬の後ろ脚で蹴り殺すなど斬新なアクションも登場 終盤にはオマージュ的な鏡の部屋での対決もあり、そこには日本の鎧兜が置かれており、日本刀や日本語も使われる ご存じのとおりリーブスは千葉真一(福岡市出身・1939~)の大ファンで千葉の映画からアクションを学んだと公言 「マトリックス」(1999)でリーブズのスタント・ダブルだったチャド・スタエルスキ(米国マサチューセッツ州出身・1968~)が「ジョン・ウィック」シリーズ全3作すべてを監督 さらに第3作目の本作には「アトミック・ブロンド」(2017)や「デッドプール2」(2018)の監督デヴィット・リーチが製作総指揮に加わっている 原題は"John Wick: Chapter 3 - Parabellum"=「ジョン・ウィック:第3章ーパラベラム」 パラベラムとはゲオルグ・ルガー(墺・独・1849~1923)が開発した、銃器の強化弾丸のことらしい
ea45f01d934919b9蜜蜂と遠雷 ⇒女流小説家・恩田陸(りく・青森市生まれ・1964~)の同名原作小説(2016)の映画化 恩田は多作でも知られ、本小説は2017年に直木賞と本屋大賞を初めてダブル受賞 恩田は転勤族の娘らしく、名古屋市、長野県松本市、富山市、秋田市、宮城県仙台市、茨城県水戸市と引越しを繰り返している 趣味が読書と音楽で、ピアノを習っていたこともあるのは、本作の基礎になっているのかもしれない 「勝手にふるえてろ」(2017)と「万引き家族」(2018)の松岡茉優(東京都出身・1995~)が主演し、松坂桃李(神奈川県茅ケ崎市出身・1988~)と若手男優2人が共演 4人はすべてピアノ・コンクールに挑戦するピアニスト役なので、裏側に4人の本物の最前線・実力派プロ・ピアニストが控える ピアノ協奏曲では、多数の楽器演奏者も参加 したがって、演奏シーンは実にリアル ロケ撮影は昨年(2018年)10月中旬~12月中旬に行われ、演奏会場が主要な舞台なので、埼玉県入間市にある武蔵野音楽大学の音楽ホール・バッハザールをメインに、栃木県佐野市、東京都江東区、横浜市などで行われた
ジョーカー ⇒DCコミックスの英雄バットマンの仇敵ジョーカーの、完全に映画オリジナルの誕生秘話だという 架空の街ゴッサム・シティで、母親の面倒を見ながら人々を喜ばすコメディアンとして成功しようとする主人公 社会の無理解に苛まれ、次第に反逆児となり、同じ思いを共有する人々のリーダーとなるのか… 正直言って、筆者にもよく分からないところがあるが、今年の第76回ヴェネチア国際映画祭(2019)で本作が金獅子賞を受賞したように、欧州ではそういうところも芸術的と見なされるような気がする 監督(兼脚本・製作)は「ハングオーバー」シリーズ(2009・2011・2013)のトッド・フィリップス(ニューヨーク市出身・1970~) 主演は「ビューティフル・デイ」(英・仏・米・2017)で第70回カンヌ国際映画祭(2017)男優賞を受賞したホアキン・フェニックス(プエルトリコ出身・1974~)で、名優ロバート・デ・ニーロ(ニューヨーク市出身・1943~)が脇を固める ロケ地はニューヨーク市内各地とニュージャージー州のニューアークとジャージー・シティのあたりのようだ 原題も"Joker"

最高の人生の見つけ方 ⇒2007年の米国製同名作品の日本製リメイク 両者とも配給はワーナー・ブラザーズ 米国作品の原題は"The Bucket List"=「棺桶リスト」で、リストは主役2人で作るが、日本作品では少女の作ったリスト 原案はジャスティン・ザッカム(米国コネチカット州出身・1980~) 米国作品の監督が「スタンド・バイ・ミー」(1986)のロブ・ライナー(ニューヨーク市出身・1947~)で、主演がともに名優のジャック・ニコルソン(ニュージャージー州出身・1937~)とモーガン・フリーマン(テネシー州出身・1937~) 日本作品の監督は「のぼうの城」(2012)や「引っ越し大名!」(2019)の犬童一心(東京都出身・1960~)で、主演の2人は吉永小百合(東京都渋谷区出身・1945~)と天海祐希(東京都台東区出身・1967~) 米国側のリメイク条件はかなり厳しかったようだが、リメイク・二番煎じの限界もありそう 秘書役のムロツヨシ(神奈川県横浜市出身・1976~)は、最近各種映画で顔を観るだけあって好演 ロケ地は京都市、長崎市、五島列島、静岡県、茨城県など全国各地、そして米国カリフォルニア州か

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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