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2020年5月 5日 (火)

【動画】中国のサプライチェーン支配:中国共産党を助けたアメリカ

反中メディアの大紀元の報道だから5割引き位が相当だと思うが、この辺りの中国共産党政権や在外中国人の行動が米国での反中感情を高めているのだと思う 26分余りのこのビデオを観て気分を悪くした人がいたら申し訳なく感じるが、こういう意見もあることを理解してほしい キャスターのシモーネ・ガオ女史は多分姓が「高」の中国系米国人だと想定され、これも中国共産党政権への皮肉のように感じる
すべては2001年11月に中国がWTO(国際貿易機関)に加盟した時から始まったものと考えられる 当時親中派だった米国クリントン政権がそれを推進していたし、日本政府も後押ししていた 加盟に当たって中国は交易の公平性・透明性を約束したし、民主主義を実現することも公約したはず 当時一緒に台湾(中華民国)のWTO加盟が認められたことは中国共産党政権の恥であっただろう
この結果、米国の強欲な資本家が少しでも利益・私欲を増やそうと思って、グローバル化に乗って生産・製造拠点を中国に移転し米国での生産・製造を放棄させた 日欧も同様であった 中国も世界の生産・製造拠点となることで、貿易が拡大し、国・国民が豊かになり幸せになることとして受け入れた
その後がどうなったのだろうか 中国共産党政権は農村部の国民を安月給でこき使い、また環境破壊を徹底して、世界を相手に安値ダンピングを繰り返し世界シェアを高めた 外国資本への介入は一向にとどまらず、時に強権発動を伴う また、中国の民主主義は一向に進まず、チベット、法輪功、新疆などでの人権侵害・迫害がまかり通っている 武漢での多数の臓器移植手術などは臓器の由来について説明が付かないようだ 中国共産党政権と一部の富裕層は幸せになったかもしれないが、ほどんどの中国国民は徹底的に搾取され幸せになったとは言い難いと思う
これまでは日米欧の自由民主義圏と中国共産党政権がお互いに共通の利益があり、お互いに必要としていたが、今回の新型コロナ・パンデミックで情勢が一変 中国共産党政権が余りにも国家の品格のない行動をとったために、世界が引いてしまった 中国共産党政権は自らの行動の帰結が自らにはね返ることを目の当たりにするかもしれない
【動画】中国のサプライチェーン支配:中国共産党を助けたアメリカ

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