1969年にニューヨーク市に駐在している、ソ連の国連職員や外交官の間ではやっていたジョーク
1969年にニューヨーク市に駐在している、ソ連の国連職員や外交官の間ではやっていたジョーク
出典:「China 2049 秘密裏に遂行される『世界覇権100年戦略』」マイケル・ピルズベリー著(米・2015)
ソ連の人々は当時貧しいマルクス主義・共産主義の中国の将来について、何かを知っていて、何かを予測していたらしい
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ソ連の指導者レオニード・ブレジネフがニクソン大統領に電話をかけてきた。
ブレジネフが言う。
「KGBによると、あなたは2000年に何が起きるかを予測できるスーパーコンピューターを持っているそうですね」
「ええ、持っています」
ニクソンが答える。
「では、その頃、誰がソ連政治局を牛耳っているか、教えていただけますか?」
ニクソンは沈黙し、一向に答えようとしない。
「はは!」
ブレジネフは笑った。
「そのコンピューターはそれほど高性能でもないのですね」
「とんでもない、書記長」
ニクソンが答えた。
「コンピューターはあなたの質問に答えています。ただわたしにはそれが読めないのです」
「なぜですか?」
ブレジネフが訊いた。
「中国語で書かれているからです」
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