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2022年6月の6件の記事

2022年6月28日 (火)

エムスリー(2413)の定時株主総会に出席して

6月28日(火曜)午前10時からサピアタワー・ステーションコンファレンス東京(千代田区)にてエムスリー(株)(2413)の第22回定時株主総会が開催された 午後には京都に向かう予定だったので、東京駅直結のちょうどいい会場だった ついに売上高が2,000億円を超える規模の会社になった同社の株主総会について若干コメントしたい

同社の2022年3月期の売上収益は2,802億円(前期比23%増)、営業利益は951億円(前期比64%増)そして税引前当期利益は962億円(前期比65%増) 3年前に売上高が1,000億円を超えたと思ったら、今回は2,000億円の大台に乗った しかし、依然として急成長中

メイン事業のメディカルプラットフォームm3.comは登録医師数が31万以上になり、国内の医師の90%をカバー また医師のログイン回数や1回あたりの滞在時間も増加中 医薬品・医療機器等の国内MR費用は約1兆5,000億円で、20~30%がネット経由になると想定されるのでまだ同社の成長余地はありそうとのこと 製薬会社にネット・リテラシーの高いMRを提供するMRのデジタル・トランスフォーメーション(DX)化も推進 クラウドを活用したデジタルカルテ「M3デジカル」も展開し、保管カルテは1億件を超えたらしい さらに医療機関向けのデジスマ診療(オンライン診療受付~診断~カルテ作成~会計~支払いを一体化)も提供

新規事業としては米国で開発されたRecellという熱傷等治療機器の権利を獲得し、今後とても有望らしい また、「ホワイト・ジャック」という健康な人をターゲットにし、病気にならないためのサービスを展開していく模様(手塚治虫の漫画「ブラック・ジャック」のもじりのようだ) うがった見方をすると、医者・看護師等の医療関係者、また製薬・医療機器等の会社をターゲットにしたサービスは限界が見えるので、すべての健康な人々を狙ったサービスを展開するというようにも聞こえる

株主還元についての質問があったが、谷村社長の答えは、第1に会社の事業を拡大し時価総額を高めるM&Aなどの積極投資、第2にインサイダーの問題をクリアする必要があるが自社株買い、第3に配当金の増額であった

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2022年6月26日 (日)

6月19日~6月25日の週に観た劇場映画

6月19日(日曜)~6月25日(土曜)の週は3本の劇場映画を観た すべて邦画だったが、結構面白かった

・峠 最後のサムライ(114分・日・2022)
・シン・ウルトラマン(112分・日・2022)
・バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(119分・日・2022)

(注)★★は超お薦め、★はお薦めの作品

46da04c01c4c38fb・峠 最後のサムライ(114分・日・2022) ⇒司馬遼太郎(1923~1996・大阪市南区・現浪速区出身)のベストセラー歴史小説「峠」(1968)を単独で初めて映画化 「蜩の記」(129分・日・2014)を製作した小泉堯史(こいずみ たかし:1944~・茨城県水戸市出身)が監督と脚本を兼任 そして主役の河井継之助(1827~1868)役には「蜩の記」と同じ役所広司(1956~・長崎県諫早市出身)を起用 河井は大政奉還後の戊辰戦争(1868~1869)時には越後長岡藩の家老上席だった 彼は開明的であり藩政改革に取り組むとともに、戊辰戦争では譜代大名藩でありながら非戦武装中立を保ち、藩民の暮しを守ろうとした 小泉は長く黒澤明(1910~1998・東京都品川区出身)監督の助監督を務めたので、今回も黒澤組ゆかりのスタッフの多くが集結したようだ また本作も昔ながらのフィルムで撮影したとのこと 撮影は2018年9月~12月に行われ、ロケ地は長岡市・小千谷市などの新潟県各地に加え、京都市(西本願寺)、茨城県つくばみらい市(ワープステーション江戸)そして長野県 当初2020年9月に劇場公開予定だったが、コロナ禍のため3回延期された

403401a935b5175c・シン・ウルトラマン(112分・日・2022) ⇒いろいろな怪獣が頻繁に普通に出没する日本が舞台 政府に防災庁・禍威獣(かいじゅう)特設対策室(禍特対)が設置されている 特撮の禍威獣が次々登場し、社会がそれらと共生しているような設定は面白い 救世主として胸にカラー・タイマーがないウルトラマンが登場 その分スマートでシャープでスタイリッシュなフォルムになっている よく分からなかったが、カラー・タイマーの表示がないのでエネルギーの残量に応じて体色が変化するようになっているようだ 技術的には特撮映像にCG・VFXがふんだんに盛り込まれており、撮影・ポスプロ現場は大変だったろうと思う 本作はTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」(1995~1996)の原作・監督でよく知られる庵野秀明(1960~・山口県宇部市出身)が盟友樋口真嗣(1965~・東京都新宿区出身)と組んで製作 2人は「シン・ゴジラ」(119分・日・2016)と一緒の組合せだが、「シン・ゴジラ」では庵野が総監督・脚本、樋口が監督・特撮監督を担当したのに対し、「シン・ウルトラマン」では樋口が監督、庵野が脚本という分担 これは庵野が他の仕事で忙殺されていたためらしい 主演は斎藤工(1981~・東京都港区出身)で、バディが長澤まさみ(1987~・静岡県磐田市出身) 撮影は2019年秋に終了していた模様だが、コロナ禍のため「トップガン マーヴェリック」(131分・米・2022)と同様、今年まで劇場公開が延期された ロケ地は茨城県水戸市、神奈川県横浜市・平塚市、千葉県千葉市・市原市、山梨県、群馬県、栃木県、東京都千代田区・台東区など 特にウルトラマンとメフィラスが話し合うシーンを撮影した居酒屋「浅草一文」(東京都台東区)は聖地巡礼で有名になったそうだ また自衛隊も撮影に全面協力した模様 さらに主題歌が米津玄師(1991~・徳島市出身)の「M八七」であることにも注目 映画公開日と同じ5月13日に配信開始そして18日にニュー・シングルとして発売されたが、相変わらず転調の多い複雑で難解な楽曲

96624e6168ec97e3・バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(119分・日・2022) ⇒こう言っては失礼かもしれないが、意外と面白かった 種々雑多な多くの伏線が前半に提供されやや消化不良に陥っているところで、後半それらが次々と解明されスッキリするというところは古典的な物語の展開で割といい 横溝正史(1902~1981・神戸市出身)の推理小説に登場する金田一耕助のようなボサボサ髪の探偵(犯罪捜査コンサルタント)が主人公 元医者のバディーがいるという設定は有名な推理小説に似ている アーサー・コナン・ドイル(1859~1930・英国出身)著のシャーロック・ホームズ・シリーズ長編小説の一つ「バスカヴィル家の犬」(1901・英)の翻案である 2019年のフジTV・月9連続ドラマの映画化だそうだ 主人公の誉獅子雄(ほまれししお)役をディーン・フジオカ(1980~・福島県須賀川市出身)が、バディの若宮潤一役を岩田剛典(1989~・名古屋市出身)が演じる 撮影は昨年2021年前半に行われたと推定され、ロケ地は各地にまたがっており、物語の中心となる屋敷は松山市にある萬翠荘で、その他愛媛県、東京都中央区・台東区、群馬県、千葉県、埼玉県などのようだ

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2022年6月24日 (金)

Finatextホールディングス(4419)の定時株主総会に出席して

6月22日(水曜)午前10時からベルサール九段(東京都千代田区)で(株)Finatextホールディングス(4419)の第8回定時株主総会が開催された 午前中大雨の予報だったが止んだので出席したことから、若干コメントしたい

同社は証券や金融の基幹システムをクラウド化して、証券、銀行、保険などの企業ユーザに提供 また金融機関向けのDXやデジタルマーケティング支援、及びビッグデータ解析も提供 同社は2013年12月に設立され、昨年2021年12年にIPOしているが、基幹システムの提供が開発投資先行型の事業なので未だ単年度黒字化していない ちなみに2022年度3月期は売上高:27.2億円、営業損失:5.4億円、経常損失:5.9億円 損失は想定内であり、売上が100億円を超えると黒字化するというが、その道筋は明確ではない ユーザ企業数を拡大するしかないと思うので、サービスに魅力があり競争力があるならば、営業に特に注力してほしい 筆者は昨年12月のIPO時に応募したところ、たまたま当選し100株購入したが、今年前半の株式環境により株価は1/3になっている

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2022年6月21日 (火)

6月12日~6月18日の週に観た劇場映画

6月12日(日曜)~6月18日(土曜)の週は4本の劇場映画を観た 戦慄のドキュメンタリー作品が1本あった

・流浪の月(150分・日・2022)
・オフィサー・アンド・スパイ(131分・仏・伊・2019)
★ナワリヌイ(98分・米・2022)
・オードリー・ヘプバーン(100分・英・2020)

(注)★★は超お薦め、★はお薦めの作品

d3d669d9d6beb4ad・流浪の月(150分・日・2022) ⇒凪良ゆう(なぎらゆう:滋賀県出身)の同名小説(2019)を李相日(リ・サンイル/りそうじつ:1974~・新潟県出身)監督が映画化 小説は第17回本屋大賞(2020)を受賞 李監督は在日朝鮮人3世で、「フラガール」(2006)「悪人」(2010)「怒り」(2016)などの作品でよく知られる 広瀬すず(1998~・静岡市出身)と松坂桃李(1988~・神奈川県茅ケ崎市出身)がダブル主演 とても特殊な環境で、問題を抱えながら生きてきた2人が出会い、社会的に理解されず不遇な人生に陥る 再会した後の2人の思考・精神の変遷が主なテーマと思えるが、やや理解不能な役柄を主演の2人はよくこなしている 撮影は昨年2021年8月~10月に行われ、ロケ地は長野県松本市・大町市、神奈川県平塚市、東京都大田区などのようだ

016170dbeae47e55・オフィサー・アンド・スパイ(131分・仏・伊・2019) ⇒著名だが話題の多いロマン・ポランスキー監督(1933~・パリ出身・仏とポーランドの二重国籍)が製作した歴史作品 1894年に仏軍内で発生した冤罪事件(ドレフュス事件)に基づいた、ロバート・ハリス(1957~・英ノッティンガム出身)の同名小説(An Officer and a Spy:2013)を原作としている 本作は第76回ヴェネツィア国際映画祭(2019)で審査員大賞(第2席)を受賞 主人公ジョルジュ・ピカール大佐をジャン・デジャルダン(1972~・仏パリ北方郊外出身)が、冤罪被害者アルフレド・ドレフュス大尉をルイ・ガレル(1983~・パリ出身)がそれぞれ演じている 本作でも丁寧に描写されているが、ホロコースト以前から欧州では反ユダヤ主義・ユダヤ人差別が歴然として存在しており、これがひいてはイスラエル建国のシオニズムにつながっているようだ 原題は"J'accusé"="I accuse"=「私は告発する」
ポランスキー監督の代表作は「戦場のピアニスト」(150分・仏・独・英・ポーランド・2002)であり、第55回カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞 米国で「ローズマリーの赤ちゃん」(136分・米・1968)製作後、1969年夏にロサンゼルスの自宅で夫人で女優のシャロン・テート(1943~1969・米テキサス州ダラス出身)がチャールズ・マンソン(1934~2017・米オハイオ州シンシナティ出身)のカルト集団のメンバーにより殺害された また1977年に起こした児童性的虐待事件により有罪となったが保釈後米国を脱出し、その後一度も戻っていない 一方主演のデジャルダンは「アーティスト」(100分・仏・2011)で第54回カンヌ国際映画祭(2011)男優賞と第84回アカデミー賞(2012)主演男優賞をダブル受賞している

eb572db24a312aef★ナワリヌイ(98分・米・2022) ⇒戦慄のドキュメンタリー作品だった 主人公はロシアの弁護士で政治活動家のアレクセイ・ナワリヌイ(1976~・モスクワ西方郊外出身) 彼の父方の出自は、現在ロシアが侵略しているウクライナらしい 2011年以降ロシアでは集会・デモなどの屋外での反体制活動が急速に規制されるなか、ナワリヌイはインターネット上でプーチン政権の腐敗を指摘・批判 若者を中心とした反体制派がら熱烈な支持を寄せられるカリスマとなった
本作の主題はもちろん2020年8月に発生したナワリヌイ暗殺未遂事件 地方政府の汚職を調査に行っていた西シベリアのトムスクからモスクワに帰る旅客機の中で毒殺されかかったのだ 旅客機は途中のオムスクで緊急着陸し、昏睡状態の彼は病院に収容された しかし、病院は警察とFSB(ロシア連邦保安庁)の職員だらけで妻ユリアなど家族たちも近付けなかった ユリアの強い希望でドイツの首都ベルリンの病院に移送され、一命をとりとめる その際にナワリヌイの血液からノビチョクが使われたという証拠が発見されたという
ノビチョクとはソ連・ロシアで開発された有機リン酸系神経剤の一種である ノビチョクとはロシア語で「新参者」という意味らしい また運搬を容易にするため比較的毒性の低い2つの物質を現地まで運び混合して使うようだ これをバイナリー兵器又は二種混合型化学兵器というらしい ノビチョクは数時間たつと使用した痕跡が消滅してしまうらしいので、オムスクの病院ではしばらく誰も近付けさせなかったことは証拠隠滅のためだったようだ それでもナワリヌイが助かったのはいくつかの幸運が重なったためだと想定される 一つはオムスクの病院で解毒剤を投与され人工呼吸器につながれたこと 解毒剤は多分サリンの解毒にも使われるアトロピンであろう もう一つは西側ベルリンの病院に移送されて最新の治療を施されたこと 解毒剤投与など適切な治療が行われれば、ノビチョクの痕跡は残るのかもしれない
本作のクライマックスはロシアが暗殺団を組織してナワリヌイを旅客機上で毒殺しようとして失敗したことを証明したくだり イギリスの調査報道機関ベリングキャット(2014~・主にWeb発信)の有能な調査員クリスト・クローゼフ(1969~・ブルガリア第2の都市プロブディフ出身)が全面的に協力 ベリングキャット(Bellingcat)の名称はイソップ寓話「ネズミの相談」(Belling the Cat)によるらしい 日本でも「猫の首に鈴をつける」という成句・慣用句になっている ベリングキャットは合法的に入手できる資料を調べて突き合わせる手法で調査・諜報活動を行う この手法はオープン・ソース・インテリジェンス(open-source intelligence)又はオープン・ソース・インベスティゲーション(open-source investigation)略してオシント(OSINT)と呼ばれる 2020年12月にナワリヌイはオシントにより判明した5人の暗殺団にドイツから偽装電話をかけ、そのうちの1人から毒殺作戦の詳細を告白させることに成功 ナワリヌイはこの事実を同月に公開するが、プーチンは記者会見でナワリヌイの名前を決して口に出さず「殺されるべき人間ならすでに殺されているはずだ」とうそぶき、事実上暗殺指示したことを認めた プーチン政権は今も昔も嘘ばかりで固めたものだということがよく分かる
本作の監督はドキュメンタリー製作を得意とする若いカナダ人のダニエル・ロアー(1993~・トロント出身) 原題も邦題と同じ"Navalny" 6月21日午後に放送された日本テレビ系の情報番組「ミヤネ屋」では本作について実に詳細に紹介 完全なネタバレを恐れず、物凄い宣伝となった

124c63d5fbd9cb18・オードリー・ヘプバーン(100分・英・2020) ⇒オードリー・ヘプバーンといえば誰もが知っている、ハリウッド黄金時代に大活躍した女優 1929年5月4日にベルギーのブリュッセルで生まれ、国籍は英国であり、1993年1月20日にスイスの自宅で虫垂癌のため63歳の若さで亡くなった 「ローマの休日」(118分・米・1953)で第26回アカデミー賞(1954)主演女優賞を獲得し、24歳の若さでハリウッド一流女優の仲間入り その後も「麗しのサブリナ」(113分・米・1954)、「ティファニーで朝食を」(115分・米・1961)などに主演し世界中の話題をさらった 本作は英国の映画監督・作家であるヘレナ・コーンが製作したオードリーの一生を扱ったドキュメンタリー作品 長男、孫娘、親しい友人らのインタビューを交えながら、昔の写真や映像を使ってオードリーの人生を描く 幼少期、第二次世界大戦中の悲劇、バレエの練習、映画・舞台への出演、2度の結婚生活と最後のパートナー、映画出演を止めて子育てに専念すること、そして1988年からのユニセフ親善大使としての大活躍まで次々と紹介される オードリーは170cmの長身で、胸も余り大きくない痩身だったので、ジバンシーが製作した映画用のドレスが良く似合い、当時のファッション・アイコンにもなった 原題は単にファースト・ネームの"Audrey"

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2022年6月16日 (木)

SREホールディングズ(2980)の定時株主総会に出席して

6月13日(月曜)午前10時から赤坂インターシティAIR(東京都港区)でSREホールディングズ(株)(東証P・2980)の第8回定時株主総会が開催された 少し時間がたったが、若干レポートしてみたい

同社はソニーグループの不動産仲介会社(ソニーグループが約37%の株式保有) 2014年にソニー不動産(株)として創業し、2019年に現名称(SREはSony Real Estateのことか)に社名変更 2019年12月に東証マザーズに上場し、1年後2020年12月に東証1部に市場変更 現在は東証再編により東証プライムに上場

2022年3月期の連結売上:136億円(前期:73億円)、連結経常利益:13億円(前期:10億円)、1株当たり連結純利益:57.3円(前期:43.8円) 最近は不動産売買情報をエキスパート・システムに蓄積し、不動産時価評価情報を提供するなどの「AIクラウド&コンサルティング」事業に注力 AIコンサルのユーザ企業数は約2,000社に達し、解約率は0.5%とのこと とは言え売上のまだ9割以上はリアルの不動産仲介事業からのようだ

大株主であったZホールディングス(株)の株式売却意向に伴い、SREホールディングズは今年3月に公募増資を実施 筆者はその時に応募して株式購入 現在は公募価格を下回っているが、グロース(成長)株としてもうしばらく保有し様子を見たい

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2022年6月12日 (日)

5月26日~6月6日に観た劇場映画

5月26日(木曜)~6月6日(月曜)は3本の劇場映画を観た オミクロンの流行がやや落ち着いてきたと思われたので、そろそろと劇場映画鑑賞に出かけた

・大河への道(112分・日・2022)
★トップガン マーヴェリック(131分・米・2022)
・死刑にいたる病(128分・日・2022)

(注)★★は超お薦め、★はお薦めの作品

6f5c94e09d09e0c1・大河への道(112分・日・2022) ⇒まずびっくりしたのは、本作を鑑賞した東京・有楽町の丸の内ピカデリー(松竹の劇場)の変貌ぶりだった 有楽町マリオンに入居しているのだが、1階にあった有人のチケット売り場が消滅 売り子の女性がいなくなった 9Fの劇場に行くと、場内がかなり改装されていた 座席前後の間隔が長くなり、縦の並びも交互にずれている 以前は前席の頭がよく邪魔になることがあったが少し解消されたようだ また最前列はリクライニング・シートになっており、割増料金なして仰向けに寝てスクリーンを観上げることができる 同じビルに入居していた東宝の映画劇場が東京ミッドタウン日比谷ビルに移動し、階段劇場を採用しとても鑑賞しやすくなったことと関係があるだろう 劇場のことばかり書いたが、本作は落語家立川志の輔(1954~・富山県射水市出身)の新作落語「大河への道-伊能忠敬物語-」を映画化したもの 主演は中井貴一(1961~・東京都世田谷区出身) 志の輔は千葉県香取市の伊能忠敬記念館をたまたま訪れた時に、忠敬の作った日本地図の正確さに驚き、その偉業をたたえるべき新作落語に挑戦し2011年に初演 それを聴いた中井が大いに感動し、映画化を熱望 かなりの時間を費やして本作完成に至ったらしい 2021年秋に撮影され、ロケ地は当然ながら香取市と東映太秦映画村(京都市右京区)が中心 伊能忠敬の養子婿先は佐原の造り酒屋 佐原は江戸時代に優良米と清水そして江戸への水運に恵まれ、小野川沿いの小江戸として繁栄 2006年に佐原市は隣接の3町と合併し香取市になった 筆者の姓が付いた川が存在するのでやや思い入れがあるので、合併後も水郷小江戸で著名な佐原市として残ってほしかったと感じるが…

bd695b3eb37bf83a★トップガン マーヴェリック(131分・米・2022) ⇒トム・クルーズ(1962~・米国NY州シラキュース出身)を一躍スターダムに押し上げた「トップガン」(110分・米・1986)の36年越しの続編 ウィズ・コロナ時代の本格化で、誰しもエンターテイメントに飢えていたためか劇場は完璧に満員御礼 トムはじめパイロット役の俳優は全員ジェット戦闘機に搭乗し操縦したらしい しかも6台のカメラを装着して撮影したことから、映像のリアルさは半端ないと思う 軍の厳しい訓練と規律、昔の因縁、ラブ・ロマンスなどを散りばめエンタメとして充分に楽しめる 今やドローンの時代になっており、戦闘機乗りは不要ではないかというテーゼは重要で微妙 前作では戦闘機パイロット希望者が増えたようだが、今回はそうはならなかったのではという話もある 軍志願者を増やしたいという思いで米軍は本作製作に全面協力している 2018年5月に米国加州サンディエゴで撮影が開始され、8月にはバージニア州にあるノーフォーク海軍基地の空母エイブラハム・リンカーンの飛行甲板で撮影 2019年2月にはサンディエゴにあるノースアイランド海軍航空基地の空母セオドア・ルーズベルトの甲板でも撮影 しあがって、撮影は2019年には終えていたようだが、コロナ禍の関係で公開までには3年間かかったようだ エンド・クレジットを観るとインドのアーティストがとても多数製作にかかわっており、彼らの作業がコロナ禍のために相当中断されたのかもしれない 最後に最近のハリウッドとチャイナとの関係を象徴しているかもしれない点を一つ トムが彼のガレージから革ジャンを着て川崎のバイク・ニンジャに乗って出発するシーン 少ししか観えないがジャケットの背中には明らかに米国と日本と台湾の国旗が チャイナ共産党は間違いなく反発すると想定されるので、ハリウッドはチャイナ市場を重要視しなくなったのかもしれない 言論の自由の方が大事だということかもしれない またトムは宗教団体サイエントロジー協会のナンバー2であり、この教会を歓迎している台湾(中華民国)を宗教弾圧を続けるチャイナ共産党に優先させたという説もある 原題も"Top Gun: Maverick"

2f7a9880063b9622・死刑にいたる病(128分・日・2022) ⇒櫛木理宇(くしきりう:1972~・新潟県出身)の同名長編サスペンス小説を、白石和彌監督(1974~・北海道旭川市出身)が映画化 阿部サダヲ(1970~・千葉県松戸市出演)と岡田健史(1999~・福岡市出身)がダブル主演 櫛木のことはほとんど知らないが、2012年以降多作の作家になっているようだ 「死刑にいたる病」(2017)は「チェインドッグ」(2015)を改題して文庫化したものらしい 白石監督は「彼女がその名を知らない鳥たち」(123分・2017)や「虎狼の血」(125分・2018)で知られる あらゆる役をカメレオン的に怪演する阿部に真面目な役柄の岡田が絡む 「抑圧された子供は自尊心がない」がテーマか 多数の青少年をリンチし殺害した殺人鬼の話なので、当然気持ちは悪い 車の1年点検の合間でなければ観なかったかもしれない ロケ地は栃木県宇都宮市、佐野市など

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