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2022年9月 4日 (日)

8月に観た劇場映画

8月は終盤になってやっと3本の劇場映画を観ることができた

サバカン SABAKAN(96分・日・2022)
アキラとあきら(128分・日・2022)
NOPE/ノープ(131分・米・2022)

(注)★★は超お薦め、★はお薦めの作品

192d10035d825359サバカン SABAKAN(96分・日・2022) ⇒美しい大村湾に面した長崎の田舎町に住む2人の小学5年生が繰り広げる、誰にでも懐かしさと愛おしさを思い起こさせるひと夏の物語 「スタンド・バイ・ミー」(89分・米・1986)を彷彿とさせる 少し話はそれるが長崎県は大村湾をぐるりと囲んだ地域だと筆者は思う さて本作は少年主人公・久田孝明が成長した現在の姿から始まる 現在の久田は草彅剛(1974~・愛媛県三瓶町現西予市生まれ・埼玉県春日部市出身)が演じる そして1986年夏の回想に移り、境遇がかなり違う久田と竹本の2少年の話が展開 草彅は最終盤にしか再登場しない(ナレーションはやっているかも) 少年2人の演技も上手いが、久田の両親役の尾野真千子(1981~・奈良県西吉野村現五條市出身)と竹原ピストル(1976~・千葉県出身)の演技が秀逸で、長崎弁の掛合いは見物 昔の長崎弁では女が男に向かって「タマ潰すぞ」などと平気で言っていたのだろうか 本作は2021年夏に撮影され、ロケ地は大村湾に面した長崎県長与町、時津町などのようだ しかし、駅の場面は島原鉄道の古部駅(長崎県瑞穂町)らしくここは島原半島北部なのでNY有明海に面している その他西海市や長崎市でもロケ撮影が行われた模様 監督・脚本は元お笑い芸人の金沢知樹(1974~・長崎県出身)だが、故郷が長与町ということで彼の少年時代の自伝ではないかという声もある

47ddd1c41a298fc9アキラとあきら(128分・日・2022) ⇒池井戸潤(1963~・岐阜県加茂郡出身)の同名原作小説(2017・文庫)の映画化 原作小説は元々2006年から2009年にかけて月刊誌に連載されたもの 2017年にTVドラマ化され、今回改めて劇場映画化された模様 全く生立ちの違う2人の少年が東大卒業後大銀行員となり出世を競うが、お互いに挫折を経て2人共通のM&Aに携わり苦境を突破するという痛快な話ではある だだし時代設定が旧いので、現在の銀行は役割分担が進んでいて、大型M&Aは投資銀行、日本では証券会社などが担当していることから若干違和感があった 撮影は2021年7~8月に東京都、横浜市、さいたま市、千葉市、静岡県伊東市・東伊豆町・沼津市などで行われたようだ

1cb66f1684d4f9ccNOPE/ノープ(131分・米・2022) ⇒「ゲット・アウト」(103分・米・2017)で一気に脚光を浴びたジョーダン・ピール(1979~・米NY市出身・黒人)が脚本を書き監督した作品 「アス」(116分・米・2019)に次ぐ3作目だが、次々と社会課題や映像技術に挑戦しながらも、映画愛に満ちている作品を創作するのは流石 一言でいえば、本作はUFO西部劇的大スペクタクルで、恐ろしげな通奏低音と共に展開される映像は見物 ただ主観的には「ゲット・アウト」ほどの驚きはなかったか 主役に「ゲット・アウト」と同じダニエル・カルーヤ(1989~・英ロンドン出身・黒人)を起用 馬に乗る黒人は映画・映像の歴史的には意味があるそうだ IMAXカメラでの撮影を駆使し、撮影監督には「ダンケルク」(106分・英・米・仏・蘭・2017)や「TENET テネット」(151分・米・英・2020)でも活躍したホイテ・ヴァン・ホイテマ(1971~・スイス出身・蘭国籍)を起用 IMAXとは70ミリ・フィルムを横に使ってフィルム上のコマ(フレーム)を大きくして、それだけ高精細にした撮影方法 エンド・クレジットにはアーティスト名が100人程度登場するので、描かれた映像が大々的に活用されているものと思う ロケ地は米国加州LA地域一帯で、サンタ・クラリタの牧場、ハリウッドの街中、バーバンクの電気店などか 原題も"Nope"=「Noのスラング的言い方」で、「ムリムリムリ」という感じらしい

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