« 2022年9月 | トップページ | 2022年11月 »

2022年10月の4件の記事

2022年10月26日 (水)

10月中旬に観た劇場映画

10月中旬には2本の劇場映画を観た いずれも話題の作品ではあった

七人の秘書 THE MOVIE(118分・日・2022)
ヘルドッグス(138分・日・2022)

(注)★★は超お薦め、★はお薦めの作品

845e64534360e1b5七人の秘書 THE MOVIE(118分・日・2022) ⇒2020年秋の同名TVドラマ(全8話)の劇場映画化 脚本はTVドラマ「Doctor-X 外科医・大門未知子」(2012~)の中園ミホ(1959~・東京都中野区出身)が引き続き担当 主演もTVドラマと同様に木村文乃(1987~・東京都出身) 彼女は「LOVE LIFE」(123分・日・2022)でも主演を務めた 本作では秘書たちが闘う相手がリゾート開発悪徳ファミリーという古典的な形態の敵だったのが残念 暗号通貨や資産、AI(人工知能)、メタバースなどの先端技術が入っていればもっとクールだったと感じた 撮影は恐らく2022年の新春~冬に行われたと思われる ロケ地は福島県耶麻郡猪苗代町、長野県下伊那郡平谷村にある高峰高原などか 猪苗代町で重要文化財に指定されている天鏡閣が悪徳ファミリーの本拠地として使われた模様 また岐阜県や愛知県との県境に近い中央アルプス(木曽山脈)の山中(高峰高原)で雪中の撮影が行われたか

f31105801ea44b7fヘルドッグス(138分・日・2022) ⇒深町秋生(1975~・山形県南陽市出身)の「ヘルドッグス 地獄の犬たち」(2017)が原作小説 「日本のいちばん長い日」(136分・日・2015)の原田眞人監督(1949~・静岡県沼津市出身)が脚本も併せて製作 原田監督は主演の潜入捜査官に「関ヶ原」(149分・日・2017)と「燃えよ剣」(148分・日・2021)でも組んだ岡田准一(1980~・大阪府枚方市出身)を起用 ヤクザでサイコパスのバディに坂口健太郎(1991~・東京都府中市出身)を充てた この2人の素早い連続アクション・シーンは見物 ヤクザの親分としてはMIYABI(1981~・兵庫県川辺郡猪名川町出身)や北村一輝(1969~・大阪市出身)を起用し、周辺人物として松岡茉優(1995~・東京都出身)や大竹しのぶ(1957~・東京都江戸川区出身)が登場 女殺し屋役を演じた元宝塚の中島亜梨沙(1982~・北海道札幌市出身)も派手なアクションを繰り広げた 撮影は2021年12月~2022年1月に滋賀県彦根市、大阪市、東京都、静岡県西伊豆町、福島県いわき市など行われた模様 アクション・シーンを引き立てる独特なロケーションの選定が秀逸 冒頭のシーンは伊豆堂ヶ島(西伊豆町)の閉鎖したらん園の廃墟のようだ 終盤の拷問部屋や銃撃アクション・シーンにはいわき市にある未完成のヘレナ国際ホテルが使われた ここはバブル期に計画されたが未完成のまま放置され、現在はヘレナ・リゾーツいわきの一部として、いわきフィルム・コミッションが撮影ロケ地として提供している また東京・武蔵野市の吉祥寺駅南口(公園口)を出てすぐにある吉祥寺オデオン(映画館・東亜会館)もロケ地として使われたらしい

| | コメント (0)

2022年10月22日 (土)

10月上旬に観た劇場映画

10月上旬には2本の劇場映画を観た 2作ともなかなか味わい深い作品だった

アイ・アム まきもと(104分・日・2022)
ダウントン・アビー 新たなる時代へ(125分・英・米・2022)

(注)★★は超お薦め、★はお薦めの作品

2603f667acddf75eアイ・アム まきもと(104分・日・2022) ⇒欧州の映画作品には時々登場するが、本作の主人公・牧本壮はイエス・キリストの弟子のような人物 基本的には喜劇なのだが底知れぬペーソスも漂い、いろいろ考えさせる作品 牧本は他人の嫌がる仕事に率先かつ徹底して取り組み、自費も使って面倒を見ようとする 彼の仕事は庄内市役所(架空の市)のおみおくり係であり、孤独死した人々を荼毘に付し納骨するのが仕事 普通ではないのは、死者の親類縁者をなるべく探し出し、彼らの参列を願いながらお葬式を自腹を切って行うところ 「フル・モンティ」(91分・英・米・1997)の製作で知られるウベルト・パゾリーニ(1957~・伊)が脚本・監督を兼ねて製作した「おみおくりの作法」(原題:Still Life・91分・英・伊・2013)のリメイク 「おみおくりの作法」の舞台はロンドンだが、本作は舞台を山形県の庄内地方に移し、ストーリーは原作をかなり忠実になぞっているように思う 主演は舞台・テレビ・映画で大活躍中の阿部サダヲ(1970~・千葉県松戸市出身) 監督は彼を「舞妓Haaaan!!!」(120分・日・2007)の主役に起用した水田伸生(1958~・広島市出身) 主人公のまわりに満島ひかり(1985~・鹿児島市生まれ・沖縄市出身)、松下洸平(1987~・東京都八王子市出身)、宮沢りえ(1973~・東京都練馬区出身)、國村隼(1955~・熊本県八代市生まれ・大阪市出身)らを配している 孤独死の老人役は宇崎竜童(1946~・京都市出身)で、一言も台詞のない役だったとラジオ蕃組で笑いながら語っている ロケ撮影は2021年5月~6月に山形県鶴岡市・酒田市・庄内町・山形市、新潟県村上市などで行われた模様 撮影は新型コロナ感染症のため1年程度延期されたようだ ちなみに牧本が暮らす団地は鶴岡市営大山住宅が、そして勤める市役所は酒田市役所がそれぞれ使われたらしい

e089381d928c4016ダウントン・アビー 新たなる時代へ(125分・英・米・2022) ⇒英国の俳優・脚本家・小説家・映画監督・政治家であるジュリアン・フェロウズ(1949~・エジプト・カイロ生まれ)は、2010年に英国の時代劇TVドラマ「ダウントン・アビー」の脚本を創作し製作 ドラマは2015年まで全6シーズン・52話まで製作され、米国や日本でもTV放送され人気を博した これを劇場映画化したのが1作目の「ダウントン・アビー」(122分・英・米・2019)で、本作がその2作目となる 1作目の時代設定はTVドラマ終了時点の1年半後の1927年で、2作目のそれはさらに1年後の1928年 1作目のストーリーは英国王ジョージ5世(1865~1936、在位:1910~1936)夫妻がヨークシャー行幸中に貴族の館ダウントン・アビーを訪れることを軸としている 2作目の本作は最年長の先代グランサム伯爵夫人が南仏リビエラの別荘を相続することと、館の修繕費がかさむところにハリウッドから館をロケ地に使いたいというオファーが来ることを軸に話が展開 当主夫妻などが南仏の別荘に向かうことになり、一方館は映画撮影でいろいろなハプニングが 時代はサイレント(無声)映画からトーキー(発声)映画に移行する時期で、途中からトーキー映画撮影に切り替わる 映画フリークの筆者としては、最初期のトーキー映画作品の撮影現場の様子が再現されていてとても興味深かった また移行時に多くの俳優らが言葉の発声や訛りに苦労したという歴史的事実にも思いをはせることができた 撮影は2021年4月~7月に主に英国ハンプシャーに実在するハイクレア・カースル(ハイクレア城)にて行われた模様 ハイクレア・カースルはダウントン・アビーそのものであり、実は見学・ツアーやイベント開催時に一般開放されているとのこと また本シリーズでは初めて海外ロケを行い、南仏まで出かけたようだ 原題は"Downton Abbey: A New Era"で邦題どおり

| | コメント (0)

2022年10月14日 (金)

9月24日~30日の週に観た劇場映画

9月24日(土曜)~30日(金曜)の週は、3本の劇場映画を観た 味のある作品が多かった

犬も食わねどチャーリーは笑う(117分・日・2022)
LOVE LIFE(123分・日・2022)
川っぺりムコリッタ(120分・日・2021)

(注)★★は超お薦め、★はお薦めの作品

9646074f5f566d0e犬も食わねどチャーリーは笑う(117分・日・2022) ⇒「旦那デスノート」というインターネット・サイトが実在することは知らなかった パソコンやスマホでアクセスすると、セキュリティ・ソフトにより危険なサイト・Webページであると警告され、接続・表示しないようにすすめられる これは妻が夫に対する強烈な不満を書き込むサイト 鈍感な夫があるきっかけで妻の書込みに気付き、夫婦バトルあるあるにあふれたドタバタ喜劇が始まるというのが本作のストーリー 結婚4年目の夫婦役を香取慎吾(1977~・横浜市出身)と岸井ゆきの(1992~・神奈川県秦野市出身)が演じる 草彅剛(1974~・愛媛県西予市生まれ・埼玉県春日部市出身)が主演した「台風家族」(108分・日・2019)の市井昌秀監督(1976~・富山県射水市出身)が脚本も含めて製作 市井監督は当初お笑い芸人を目指して活動していたようだ 撮影は2021年9月下旬~10月下旬に、東京都立川市・新宿区、埼玉県さいたま市、千葉県我孫子市、角川大映スタジオ(東京都調布市)などで行われたようだ 具体的にはホテルや公園は立川市で、夫の職場(島忠ホームズ)はさいたま市宮原町で、ファミレスは我孫子市布佐(手賀沼フィルム・コミッション)で、妻の職場は新宿区西新宿でそれぞれロケ撮影されたと思われる

5a6fbb6d849b251fLOVE LIFE(123分・日・2022) ⇒深田晃司監督(1980~・東京都小金井市出身)が20年間愛した、シンガー・ソング・ライター矢野顕子(1955~・東京都生まれ・青森市出身)の楽曲「LOVE LIFE」(1991)を発想の源として脚本も兼ねて製作した作品 第79回ベネチア国際映画祭(2022年)コンペティション部門に出品できた 「どんなに離れていても愛することはできる」で始まる矢野の楽曲はジャズの即興曲風であり、ライブでは歌うたびに微妙に異なるという 深田監督は愛の形が相手、家族、時間、空間などでいかようにも変化すること、そして繰り返す度に移ろうことを本作で表現したかったのかもしれない 深田監督の作品としては、「淵に立つ」(119分・仏・日・2016)と「よこがお」(111分・日・仏・2019)も観たが、本作と同様に描写は緻密で精密だが筆者にはなかなか難解という印象だった 困っている人を絶対に見捨てられない人(キリスト)がいるというのは欧州の通奏低音かもしれない それが深田の作品がフランスなど欧州で受け入れられている理由ではないか ヒロインには「七人の秘書 THE MOVIE」(118分・日・2022)でも主役を務める木村文乃(1987~・東京都出身)を起用 相手役の現夫に永山絢斗(1989~・東京都板橋区出身)が、失踪した元夫にろう者の砂田アトム(1977~)がそれぞれ配されている 撮影は2021年後半に行われたと想定され、ロケ地は東京都八王子市、神奈川県伊勢原市、韓国釜山市近郊などのようだ 家族が住む住宅としては八王子市長房町の都営長房団地が、勤務する地方自治体の建物としては伊勢原市役所がそれぞれ使われた模様

116f9949562b7f3c川っぺりムコリッタ(120分・日・2021) ⇒「かもめ食堂」(102分・日・フィンランド・2006)の荻上直子監督(1972~・千葉県出身)が自身の同名原作小説(2019)を脚本も兼ねて映画化 ムコリッタ(牟呼栗多)とは仏教の時間の単位のひとつで、1/30日=48分を表す仏教用語とのこと 「友達でも家族でもない でも孤独ではない」というキャッチ・フレーズのとおり、人々の交流による日常のささやかな幸せを描いているようだ 主人公を松山ケンイチ(1985~・青森県むち市出身)が控えた演技で務めている その回りでムロツヨシ(1976~・横浜市出身)、満島ひかり(1985~・鹿児島市生まれ・沖縄市出身)、吉岡秀隆(1970~・埼玉県蕨市出身)などハイツ・ムコリッタに一緒に暮らす人々が話を盛り上げている 特に皆が強引に飛び入りして、すき焼き鍋を囲むシーンは面白い 葬列のラストシーンは故大林宜彦監督(1938~2020・広島県尾道市出身)の作品を思い起こさせた オフィシャル・サイトのプロダクション・ノートに詳しく撮影記録が掲載されているが、撮影は2020年9月8日(火曜)~9月30日(木曜)に富山県富山市、射水市、小矢部市、立山町、南砺市、魚津市、高岡市などで行われたようだ 主要ロケ地としては、ハイツ・ムコリッタが富山市馬瀬口にある市営住宅の殿様林団地(常願寺川沿い、現在は使われていない模様)、塩辛工場が富山市四方新の蛇米水産加工、市役所が魚津市役所、お寺が射水市の薬勝寺、橋沿いのゴミ溜まりが射水市の庄川にかかるあいの風とやま鉄道の鉄橋脇、ラストシーンの葬列が高岡市小矢部川の土手だったらしい

| | コメント (0)

2022年10月 8日 (土)

9月16日~23日の間に観た劇場映画

9月16日(金曜)~23日(金曜)の間には、4本の劇場映画を観ることができた B級作品的なものが多かったように思う アップが遅くなった

Zola ゾラ(86分・米・2021)
AKAI(88分・日・2022)
沈黙のパレード(130分・日・2022)
グッパイ・クルエル・ワールド(127分・日・2022)

(注)★★は超お薦め、★はお薦めの作品

885ae8070c202125Zola ゾラ(86分・米・2021) ⇒R18+(18歳以上指定)作品 2015年に実在の黒人女性アザイア・”ゾラ”・キングが自らの実体験をツイッターに投稿した148件のツイートが全米で話題になり、それをジャニクザ・ブラヴォー監督(米ニューヨーク市出身・黒人女性)が脚本も兼ね映画化 ゾラにテイラー・ペイジ(1990~・米加州サンタモニカ出身)が、共演のステファニにライリー・キーオ(1989~・米加州サンタモニカ出身)がそれぞれ起用されている ライリーはエルヴィス・プレスリー(1935~1977・米テネシー州メンフィス出身)の孫であり女流監督でもある 米国ミシガン州デトロイトに住むゾラは、昼はレストラン「フーターズ」で働き夜はポールダンサーとしてクラブ出演をしていた フーターズで出会ったステファニと一緒にポールダンスを踊ることで意気投合 翌日から一獲千金の目的で一緒に車でフロリダ州を目指す 一種のロード・ムービーでもある SNS時代の新たな生き方・商売の一端を描き全米でスマッシュ・ヒットしたらしい 黒人女性の立場の弱さ、強い男に強制される女性の立場、安い女性の性など、いろいろな問題を提示しているようにも思える 最後のフロリダ州キーウエストに向かう長く続く橋(国道US-1号線)の上を走るシーンは印象的で何かを暗示しているようだ 原題も"Zola"

d9fe77c1f0d201adAKAI(88分・日・2022) ⇒現在は俳優・タレントとして活躍する赤井英和(1959~・大阪市西成区出身)の自伝的ドキュメンタリー 最近は「アリさんマークの引越社」TV・CFでよく知られていると思うが、本作はプロボクサー時代に焦点を当てている 高校時代からアマチュア・ボクサーとして活躍していたが、1980年にモスクワ五輪への出場を断念した後鮮烈にプロデビュー 攻撃型ボクサーとして当時の日本記録であるデビュー以来12試合連続ノックアウト勝ちを達成し「浪速のロッキー」という愛称をもらった 1983年にWBC世界スーパー・ライト級タイトル・マッチでブルース・カリー(米国)に挑戦したがTKO負けを喫した 一時行方不明になるものの再起し、専属となった世界的ボクシング・トレーナーの“エディ”・エドワード・タウンゼント(1914~1988・米ハワイ州ホノルル出身)とトレーニングを積んだ 1985年大和田正晴(1961~・東京都練馬区出身)と世界前哨戦を戦うが、KO負けの後意識不明に陥る 急性硬膜下血腫、脳挫傷と診断され、大阪市内の富永病院で開頭手術 回復が危ぶまれたが、奇蹟的に回復 ドクター・ストップにより引退したが、戦績は21戦19勝(16KO)2敗 1987年に出版された赤井の自伝を基に坂本順治監督(1958~・大阪府堺市出身)が脚本も兼ねて製作した映画「どついたるねん」(110分・日・1989)で主演し、俳優・タレント活動を本格化 本作は赤井の実子でボクサーでもある赤井英五郎(1994~・東京出身)が監督・編集 ボクシングの試合、エディ・タウンゼントとのトレーニング・交流模様、開頭手術現場の様子など多くの記録的価値のありそうな映像が観られる

5252eb4674bfeca0沈黙のパレード(130分・日・2022) ⇒東野圭吾(1958~・大阪市生野区出身)の同名原作推理小説(2018)を映画化 ガリレオ・シリーズの小説としては9作目だが、劇場映画としては3作目 3作品とも監督は西谷弘(1962~・東京都出身)で、メイン・キャスト3人は福山雅治(1969~・長崎市出身)、北村一輝(1969~・大阪市出身)そして柴崎コウ(1981~・東京都豊島区出身) いつも思うが福山は存在が大事で、演技は北村が一人で背負っている感じ 犯人探しは難解だが、最近の傾向の「全員怪しい」「女性が怪しい」の風潮に乗っているいるような気がする 撮影は2021年4月~8月に行われた模様 商店街やパレードは撮影前半に主に静岡県牧之原市でロケ撮影されたようだ また音楽を指導する音楽家の住宅は鎌倉市で、のど自慢大会は茨城県境町の公園で終盤に撮影されたらしい

d8c8bdce6d1c196dグッパイ・クルエル・ワールド(127分・日・2022) ⇒私見では今や日本のタランティーノともいえる大森立嗣監督(1970~・東京都出身)が脚本の高田亮(1971~・東京都出身)と組んで制作したクライム・バイオレンス・エンタテイメント作品 とにかく激しく強烈で、容赦ない血みどろのシーンが連続するので、本作に対する好みはわかれるかもしれない 大森監督の父親は俳優・舞踏家・演出家の麿赤兒(1943~・金沢市出身) 大森監督が高田脚本と組んだのは「さよなら渓谷」(116分・日・2013)以来か 高田は「そこのみにて光輝く」(120分・日・2014)や「死刑にいたる病」(129分・日・2022)の脚本も担当している キャストはとにかく豪華で、主演の西島秀俊(1971~・東京都八王子市出身)を始めとして、斎藤工(1981~・東京都港区出身)、宮沢氷魚(1994~・米加州サンフランシスコ生まれ・東京都出身)、玉城ティナ(1997~・沖縄県浦添市出身)、宮川大輔(1972~・京都市生まれ・滋賀県大津市出身)、大森南朋(1972~・東京都出身・監督の実弟)、三浦友和(1952~・山梨県生まれ・東京都出身)、奥田瑛二(1950~・愛知県春日井市出身)、鶴見辰吾(1964~・東京都出身)などきりがない 元ヤクザ(西島)の元子分役を演じた奥野瑛太(1986~・北海道苫小牧市出身)の鬼気迫る怪演は見事 終盤若い2人(宮沢・玉城)が散弾銃を次々とぶっ放す様子は日本の元首相暗殺を思い起こさせる 最後には全員死んでしまうようなのは何かの鎮魂か 撮影は2021年5月~6月に静岡県伊東市、千葉県木更津市、山梨県甲府市などで行われたようだ

| | コメント (0)

« 2022年9月 | トップページ | 2022年11月 »