劇場映画「教皇選挙」を観て
劇場映画「教皇選挙」を観て
(注)★★は超お薦め、★はお薦めの作品
監督:エドワード・ベルガー(独ヴォルフスブルク出身・1970~)
脚本:ピーター・ストローハン(英ゲーツヘッド出身・1968~)
原作:ロバート・ハリス(英ノッティンガム出身・1957~)の同名小説(”Conclave” 2016・未邦訳)
主演:レイフ・ファインズ(英サフォーク州出身・1962~):トマス・ローレンス枢機卿(ローマ教皇庁首席枢機卿)
原題:原作と同じ”Conclave”
遅ればせながら劇場映画「教皇選挙」を観た 日本では3月20日に劇場公開されたから相当なロングラン
2020年に新型コロナウィルスが流行するまでは年間百本単位で劇場映画を鑑賞していた 2018年には400本以上観ておりこれが年間記録になっている 今はせいぜい週に1、2本だ
本作「教皇選挙」は今年の第97回アカデミー賞で8部門にノミネートされ脚色賞を獲得 主役のレイフ・ファインズは映画監督・プロデューサーでもあり、「シンドラーのリスト」(195分・米・1993)や「イングリッシュ・ペイシェント」(162分・米・1996)にも出演し活躍
本作では前教皇の死後、ローレンス枢機卿が新教皇を決める教皇選挙(コンクラーヴェ)を執行することになる 世界各地から100人を超える枢機卿団がバチカンのシスティーナ礼拝堂に集まり投票を行う 新教皇選出までの3日間、票が割れる中、水面下でさまざまな陰謀、差別、スキャンダルがうごめく 現代の教会でもジェンダーとLGBTQが主要な課題となっていることがわかる
月刊文藝春秋7月号に菊地功枢機卿(岩手県宮古市出身・1958~)が「コンクラーヴェ体験記 映画『教皇選挙』を観ておいてよかった」を寄稿している 彼はカトリック東京大司教区の第9代・現任の大司教であり、洗礼名は「タルチシオ」とのこと
本記事によれば、本作映画は法衣や儀式の手順、雰囲気はよく再現されていたそうだ ジェンダーをめぐる議論はやはり今の教会にとって重要な検討課題の一つとなっており、「シノドス」(世界代表司教会議)でも女性の役割について継続して議論しているとのこと 教会に多数働いているシスターたちの働きがいにも関心が寄せられている
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