カテゴリー「日本三大巡り」の9件の記事

2008年8月 3日 (日)

草津温泉を訪ねて(日本三名湯(三名泉)又は日本三大薬泉の一つ)#2(湯もみと踊り・白根山)

 翌朝ホテルをチェックアウトした後、湯畑に戻り、「熱の湯」で「湯もみと踊りショー」を観ることにしました。次の写真はそのワンショットです。昔美人の女性が大活躍されていました。

Cimg0996_50

 「熱の湯」2階ベランダから湯畑がよく眺められました(下の写真)。右下に「お汲上げの湯枠」が観えます。花崗岩製の説明板によると次のとおりです。

 湯畑の源泉の中に、四角に組まれた木の枠が沈んでいる。この木枠の中の湯を「御汲上げの湯」と呼んでいる。八代将軍吉宗や十代将軍家治が、この湯枠の湯を樽詰にして江戸城の運ばせたことは有名である。慶長元年(1596)徳川家康が豊臣秀吉に勧められて草津の湯を、江戸城に運ばせて入浴していたことも、近年文献によって明らかになった。豊臣秀次や、家康の正室旭姫、また、前田利家公なども草津温泉に入湯している。

Cimg1000_50

 昼頃に草津温泉街を後にして志賀草津道路を登り、草津白根レストハウスの駐車場に車を停めました。早速草津白根山の湯釜(次の写真)まで登ることにしました。草津温泉で入手した「おかみさんおすすめマップ」によれば、湯釜は「世界で最も強い酸性湖。噴火を繰り返し、草木を寄せ付けない白い山肌をエメラルドグリーンの湖面が神々しい。直径300m、水深30m程」とのことです。

Cimg1007_50

 湯釜から下りて道路の反対側にある弓池を訪れました。「おかみさんおすすめマップ」によれば、弓池は「火口湖のひとつ。周囲約800mで高山植物の宝庫です。名勝蓬莱山は特に開き、水面に映る紅葉が美しい」とのことです。次の1枚目の写真は弓池と蓬莱山(左後方の岩山)です。2枚目の写真は弓池と逢の峰です。左後方の山が逢の峰で、頂上に展望台も見えます。

Cimg1009_50
Cimg1014_50

 帰りの渋滞を避けるため午後早めに草津白根山を後にしました。途中「道の駅おのこ」(渋川市小野子)に寄り、産地直売の野菜等を買込みました。草津白根山から帰路約180kmのドライブでした。

  • 身を正す 荒涼たる 白根の山

是非 人気blogランキング へ

是非 ブログランキング【くつろぐ】へ

温泉教授・松田忠徳の日本百名湯 関東・静岡編〜草津温泉〜
発行・発売元日本経済新聞社
提供:@niftyコンテンツ
 草津温泉 温泉を科学する 草津温泉 温泉を科学する
販売元:セブンアンドワイ
セブンアンドワイで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 2日 (土)

草津温泉を訪ねて(日本三名湯(三名泉)又は日本三大薬泉の一つ)#1(湯畑・光泉寺)

 週末を使い1泊2日で草津温泉(群馬県)を訪ねました。愛車レクサスIS250で出掛けましたが、早く出発しようと思いながら少し遅くなったため、所沢ICから入った関越自動車道はすでに花園ICと本庄児玉IC付近で渋滞しておりました。渋滞を抜けると今度は渋川伊香保IC付近で交通事故があったため前橋ICからは予期せぬ大渋滞、何とか前橋ICで降りることができ、そこから一般道で草津温泉に向うことにしました。目的地の草津ホテルには午後2時過ぎに到着、約170km、5時間弱のドライブでした。

 途中東吾妻町にある名水とホタルの里・手打そばの店「あづま家」に寄り、やや遅めの昼食として天ザルそばを食しました(下の写真)。ここのそばはツナギを全く使っていないそうで、したがってそばは短く千切れておりましたが、味は良かったと思います。そして、特に嬉しかったのはそば湯がとても濃厚だったことです。身体に滋養が付いたような気がしました。ふと見回すとお会計窓口の上方に、次の狂歌が飾ってありました。

吾妻路の 行きも帰りも あずまやを
 素通りできぬ 蕎麦の味かな

Cimg0969_50

 次は宿泊した草津ホテルの正面の写真です。創業が大正2年(1913年)という歴史のあるホテルで、大きな露天風呂がある「西(さい)の河原公園」の入口に位置しております。風呂も食事もなかなかのものでした。

Cimg0971_50

 ホテルで一休みした後、早速湯畑へ向かいました。辺りに硫黄臭が漂っている草津温泉は日本武尊によって発見された、あるいは奈良時代の高僧行基によって発見されたとも言われます。日本三名湯(三名泉)又は日本三大薬泉の一つです。下の写真は湯の滝やや上方から湯畑を見上げたもので、写真中央やや左に、「湯もみと踊りショー」が開催される「熱の湯」が写っています。この週末はちょうど第63回草津温泉感謝祭に当たり、ショーは午前中だけとのことで翌日観ることにしました。湯畑にある花崗岩製の説明板によると次のとおりです。

 この湯畑は、草津温泉最大の源泉で、温泉街は、湯畑を中心に発展してきた。
 広さ約1,350平方メートル。湧出量毎分4,700リットル。温度60度(C)。泉質は酸性-アルミニウム-硫酸塩温泉(硫化水素型)である。街並は江戸時代からほとんど変っていない。湯畑の中に「将軍お汲上げの湯枠」が今も残っている。
 また湯畑から滝をなして湯の落ちる「滝の湯」があって、薬師の湯12本、不動滝3本、天狗の湯2本、樋で湯を引いて太い滝、細い滝、高い滝、低い滝の湯を落して、症状に応じて湯治に利用された。
 湯畑の周囲には「松の湯」「熱の湯」という時間湯のほか「かっけの湯」「綿の湯」など特徴のある共同浴場があった。
 湯畑に並ぶ大きな湯樋では、温泉に含まれるコロラド硫黄華(湯の花)を採集している。

Cimg0976_50

 湯畑の西には草津山光泉寺があり、その山門の間から観た湯畑全景が次の写真です。光泉寺の由緒は次のとおりです。

 今を去る1200年の昔僧行基草庵を建て薬師尊を安置されたといふ 後建久4年(1193年)源頼朝来草の際光泉寺を開基された由緒深き古刹である 真言宗にして温泉別当の格を有し境内には薬師堂 釈迦堂 不動堂 鐘楼等建つ
【本堂(アルミ寺)が落慶した昭和46年(1971年)11月現在】

Cimg0987_50

 参道の階段横にはまだ綺麗なヤマアジサイの花が咲いておりました。東京に比べると夏でも涼しいのです。また、西の河原公園通りの商店街で買い求めた、長野原町の蔵元が醸造した「草津節」と川場村の蔵元が醸造した「譽國光」という2種類の日本酒はいずれも美味でした。

Cimg0984_50

  • 硫黄の湯 かおりも高く 効き目あり 

是非 人気blogランキング へ

是非 ブログランキング【くつろぐ】へ

草津温泉 草津温泉

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

日本絶景の湯 草津温泉 日本絶景の湯 草津温泉

販売元:入浴剤アロマ専門店UN JOUR
楽天市場で詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月25日 (金)

全都道府県訪問#45 高知県#1(旅程)

 ゴールデンウィーク前半を利用して、全都道府県訪問第45番目の高知県を訪れました。残りは佐賀県と長崎県の2つになりました。今回の旅行も天気に恵まれ、以下のような旅程をこなしました。

  • 第1日目
    • 空路、高知龍馬空港(高知県南国市)に到着し、レンタカーを借用
    • 空港から170km余り、約3時間半ぶっ通しで運転して足摺岬(土佐清水市)に到着
    • あしずり温泉郷・国民宿舎足摺テルメ泊(清水サバの刺身を味わう、高知名産のちゃんばら貝に出会う)
  • 第2日目
    • 足摺岬、足摺岬灯台、白山洞門、金剛福寺を観光
    • 唐人石、唐人駄場遺跡を観光
    • 臼碆(うすばえ)を観光
    • 清水漁港・足摺黒潮市場のレストランで昼食(清水サバぶっかけ丼を食す)
    • 竜串(土佐清水市)観光
    • 四万十市(旧中村市)に向かい、四万十川観光開発(株)の四万十川舟母(せんば)浪漫に乗船(日本三大清流の一つ目を訪問)
    • 四万十いやしの里内の四万十の宿泊(皿鉢(さわち)料理を味わう)
  • 第3日目
    • 四万十いやしの里散策
    • 四万十川やや上流の四万十の碧(あお)屋形船に乗船し、三里沈下橋をくぐる
    • 三里沈下橋、佐田(さだ)沈下橋を観光
    • 世界の藤の里(香山寺市民の森)訪問
    • 高知市に向かう途中、黒潮町の道の駅「ビオスおおがた」のレストラン「ひなたや」で昼食(地元産ウナギを食す)
    • 高知市に到着し、桂浜で高知県立坂本龍馬記念館と坂本龍馬銅像を観光
    • 高知市中心部の城西館泊(「のれそれ」(アナゴの稚魚の酢の物)に出会う)
  • 第4日目
    • 高知市立龍馬の生まれたまち記念館、はりまや橋(日本三大がっかり訪問完了)、高知城を観光
    • 龍河洞(香美(かみ)市)観光(日本三大鍾乳洞のニつ目を訪問)
    • 高知龍馬空港でレンタカー返却(総走行距離:500km弱)
    • 空港から帰路へ(土佐料理「司」空港店で「うつぼのたたき」に出会う)

 次の写真は飛行機上から富士山を撮影したものです。昨年2月に沖縄往きの機上から撮影したものより雲が多く、中央やや左に写っている富士山の見分けが難しいです。しかし、今回は右手前に狩野(かの)川河口を含めた沼津市のあたりがよく写っております。

Cimg0591_50

  • 海の幸 ああ川の幸 山の幸

是非 人気blogランキング へ

是非 ブログランキング【くつろぐ】へ

高知県の歴史散歩 高知県の歴史散歩

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

高知県の不思議事典 高知県の不思議事典

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 6日 (月)

全都道府県訪問#44 鳥取県(&島根県)#9(鳥取砂丘)

 第4日目の午前中に、三徳山を後にして最後の目的地鳥取砂丘(鳥取市)へ向かいました。次の写真にあるように、思ったよりも雄大な風景で、砂の上でのカンカン照りさえ我慢できれば、それなりに楽しいところでした。ただし、砂丘上に落書きされているのはいただけません。これで九十九里浜に続いて、日本三大砂丘の二つ目を巡ったことになります。

Himg0818

 県営駐車場(浜坂)の近くにあった、鳥取砂丘の解説版には次のような説明がありました。

 鳥取砂丘は、千代川によって長い年月を経て日本海に運ばれた多量の砂が、沿岸流や波によって海岸に打ち上げられ、強い風により乾燥し内陸に運ばれて形成されたもので、東は岩美郡福部村(筆者注:現鳥取市福部町)岩戸から西は白兎海岸までの広い範囲に及ぶ。砂丘を発達しやすくした要因として海水面の変動や長い間の気候変動も関係している。前面に広がる砂丘はそのうちの一部分であるが、砂丘地としての自然環境がよく保存されている地域であり、国の天然記念物の指定地となっている。
 東西に小高く続く砂山や風・水食によって形成された馬蹄形の凹地(俗称「スリバチ」)など起伏の大きい地形は雄大であり、また風漣・風廉など地表における砂がおりなす多彩な模様は美しい。また、砂地に成育・生息する独特の植物や動物が数多く知られている。その主なものは、植物では、ハマグルマ、コウボウムギ、ハマヒルガオ、ハマゴウ、ウンラン、ケカモノハシなど、動物では、砂地に巣穴を掘る習性のイソコモリグモをはじめとするクモ類や昆虫類、ダニ類などである。
 鳥取砂丘は、このように地形、地質、植物、動物など学術的にも非常に貴重な価値をもつ天然記念物である。

 次の写真は砂の模様です。

Himg0822

 次はハマゴウの花です。

Himg0823

 次は砂丘センターの展望台からの眺めです。

Himg0825

 鳥取砂丘を観光した後は、美しい海岸線で知られている浦富海岸(岩美町)へ向かい、海の幸たっぷりの昼食をとりました。その後、西へ延々とドライブし米子空港(境港市)に向かい、今回の旅のフィナーレを迎えました。

  • いにしえの 地に温泉や 砂丘や

是非 人気blogランキング へ

是非 ブログランキング【くつろぐ】へ

鳥取砂丘名産!パリッと美味しい!砂丘らっきょう 鳥取砂丘名産!パリッと美味しい!砂丘らっきょう

販売元:コンチルSHOP(前田商店)
楽天市場で詳細を確認する

Book 大山・蒜山・皆生温泉・鳥取砂丘・三朝温泉

販売元:人文社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 5日 (日)

全都道府県訪問#44 鳥取県(&島根県)#5(ぐるっと松江堀川めぐり)

 第3日目の午前は松江市中心部を若干観光しました。松江堀川ふれあい広場(次の写真)に向かい、ぐるっと松江堀川めぐりの遊覧船に乗船しました。遊覧船といっても写真の右側中央に写っている小船で、城下町のお堀をぐるっと一周して巡るものです。途中16の橋をくぐり抜けるのですが、うべや橋、甲部橋、そして新米子橋の3ヶ所では橋下の高さが足りません。そこで、船頭さんが小船の幌屋根を斜め前方に下げて、したがって座っている乗客は全員前に深くかがみ込んで、くぐり抜けることになるという面白いものでした。

Himg0766

 次の写真は、遊覧船のもう一つの発着場があるカラコロ広場の辺りです。

Himg0768

 コースの終盤で松江城天守閣が望めるポイントに参ります。松江城は高さ30mで、戦禍を免れたため日本で6番目に古い城なのだそうです。別名「千鳥城」とも呼ばれ、そうそう日本三大湖城の一つです。日本三大巡りではまた来なければいけないかもしれません。

Himg0769

  • 松江には 残る歴史の かぐわしさ

是非 人気blogランキング へ

是非 ブログランキング【くつろぐ】へ

松江堀川めぐり Book 松江堀川めぐり

著者:中国新聞松江総局
販売元:松江今井書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年8月 4日 (土)

全都道府県訪問#44 鳥取県(&島根県)#3(出雲大社・日御碕)

 第2日目の午後は、足立美術館から出雲大社(島根県出雲市)に向かいました。一部開通している山陰自動車道を走りました。一般道に降りてから途中日本三大美人の湯の「湯の川温泉」を通りましたが、時間がなく立ち寄るのは断念しました。出雲大社では、沢山の赤松が斜めに生えている松の参道を経て、国宝・出雲大社本殿に至ります。次の2枚の写真は、本殿を西側から撮影したものです。本殿の解説板によれば次のとおりです。

 出雲大社の御祭神は大國主大神であります。その創建は記録によりますと、大國主大神の功績を称えられました天照大神のご指示により御造営せられたのにはじまります。
 現在の御本殿は延享(えんきょう)元年(1744年)建築になって居り、その後文化6年(1809年)、明治14年(1881年)、昭和28年(1953年)と3回屋根の修理が行われました。
 建築様式は「大社造り」と云い、我国上代の住宅建築様式で壮大なる「大社造り」として国宝に指定せられて居ります。
 高さは約80尺(約24m)で6間(約10.9m)四方、屋根の広さは約180坪(約594㎡)、柱は9本あり中心の柱は心御柱(しんのみはしら)又は俗に大国柱とも云って直径は3尺6寸(1.09m)であります。

Himg0747

Himg0749

  写真をご覧になるとお分かりになるように、本殿の屋根は桧皮葺(ひわだぶき)で、棟には千木(ちぎ)と3本の勝男木(かつおぎ、伊勢神宮では「葛緒木」とも書きます)が載せてあります。次の写真は、午後の祭祀の際に本殿裏側(北側)に出てきた神主さんを写したものです。平成12年(2000年)に境内の発掘調査により「天下無双の大廈(たいか)・国中第一の霊神」と称えられた古代の本殿の御柱が現れたそうです。本殿中央の岩根御柱(心御柱)は直径1.4mにも及ぶ杉の巨木3本を束ねたもので、本殿は高さ48mの壮大なものだったと想定されています。

Himg0750

 出雲大社を参詣した後、日御碕(ひのみさき)(出雲市)に向かい日御碕神社を参詣し、そして出雲日御碕灯台(次の写真)を訪れました。出雲日御碕灯台は、柱状節理石英斑岩上に立つ紅白互灯の一等灯台で高さが44mあり、また海面上から灯火までの高さが69mあるそうです。明治36年(1903年)4月1日に初点灯され、48万カンデラの光が21海里(約39㎞)の距離まで到達するそうです。また、石積みの灯台としては東洋一の高さを誇っているとのことです。

Himg0761

 灯台の中に入り靴を脱いで、164段の螺旋階段を昇り展望台に出ると、360度の眺望が開けます。次の写真は、展望台から東側、出雲松島方向を撮ったものです。

Himg0763

  • 出雲路は 神の古里 人の里
  • いにしえの 神の降り立つ 日御碕

是非 人気blogランキング へ

是非 ブログランキング【くつろぐ】へ

古代出雲 巨塔の謎 (中公文庫) Book 古代出雲 巨塔の謎 (中公文庫)

著者:祖田 浩一
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

1/100 出雲大社 Toy 1/100 出雲大社

販売元:フジミ模型
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 3日 (金)

全都道府県訪問#44 鳥取県(&島根県)#1

 第44番目の県、鳥取県を訪問して参りました。一緒に島根県も回ってしまいました。併せて山陰地方を旅行したことになります。それにしても山陰というのは言葉の響きが良くないですね。地元に日本海新聞という名の新聞がありましたが、ちなみに「西日本海地方」あるいは短くして「西海地方」と呼んでみるのはいかがでしょうか。今回の旅程は次のとおりでした。

  • 第1日目
    • 空路、鳥取県の米子空港(境港市)に到着し、レンタカーを借用
    • 台風が通過したばかりで、到着できたのは幸運でしたが、土砂降りの雨で足立美術館を訪れるのは翌日に延期
    • 皆生(かいけ)温泉(米子市)泊
  • 第2日目
    • 台風一過晴天で、島根県に入り、まず足立美術館(安来市)を訪れ、庭園と日本画を鑑賞
    • 昼食に出雲そばを食す
    • 午後、出雲市に向かい、出雲大社を参詣し、出雲日御碕(ひのみさき)を観光
    • 夜、宍道湖で開催された、松江水郷花火大会を観光
    • 玉造(たまつくり)温泉(松江市)泊
  • 第3日目
    • 松江市内に向かい、ぐるっと松江堀川めぐりに乗船し、水上から松江を観光
    • やっと本来の目的の鳥取県に戻り、伯耆大山(ほうきだいせん)に向かい大山寺本堂と大神山神社奥宮(いずれも大山町)を参詣
    • 昼食に大山そばを食す
    • スコールの中下山し、三朝(みささ)温泉(三朝町)泊
  • 第4日目
    • 三徳山三佛寺(みとくさんさんぶつじ)(三朝町)を参詣し、投入堂は揺拝所から参拝
    • 鳥取砂丘(鳥取市)に向かい観光(日本三大砂丘巡りの二つ目を完了)
    • 浦富(うらどめ)海岸(岩美町)で海の幸一杯の昼食を食す
    • 延々と米子空港まで戻り、レンタカー返却
    • 米子空港から帰路へ

 次の写真は、皆生温泉から南東方向の大山を望んだものです。

Himg0721

  • 嵐過ぎ 動から静への 日本海

是非 人気blogランキング へ

是非 ブログランキング【くつろぐ】へ

Book 新版 鳥取県の歴史散歩 (新全国歴史散歩シリーズ)

販売元:山川出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月28日 (土)

日本三大巡りの旅

 7月16日の記事「袋田の滝を観光~日本三名瀑巡り完了」にて、全都道府県訪問に続く目標として日本三大巡りについて記しました。日本三大云々というのは真に沢山あるのですが、まあ評価がある程度定着しており、訪問する甲斐がありそうなものとして、次の43種類を一応取り上げました。それぞれ3ヶ所以上ある訳ですから全部で129ヶ所となり、すでに訪れたところ39ヶ所を除くと残り90ヶ所を巡ることになります。

  • 山・川・滝(7種類22ヶ所)
  • 海・海岸(5種類15ヶ所)
    • 三大砂丘  九十九里浜(千葉県)(済)  鳥取砂丘(鳥取県)(済)  吹上浜砂丘(鹿児島県)  遠州大砂丘(静岡県)
    • 三大松原  三保の松原(静岡県)  気比の松原(福井県)  虹の松原(佐賀県)
    • 三大急潮  来島海峡(愛媛県)  針尾瀬戸(長崎県)  黒之瀬戸(鹿児島県)
    • 三大急潮流  鳴門海峡  来島海峡〔再掲〕  関門海峡
    • 三大リアス式海岸  志摩紀伊半島(済)  三陸海岸  豊後水道
  • 温泉(5種類12ヶ所)
    • 三古湯  道後温泉(愛媛県)(済)  白浜温泉(和歌山県)(済)  有馬温泉(兵庫県)
    • 三大温泉場(済)  別府温泉(済)  熱海温泉(済)  伊東温泉(済)
    • 三名湯(三名泉)  有馬温泉〔再掲〕  下呂温泉(岐阜県)  草津温泉(群馬県)(済)
    • 三大薬泉  松之山温泉(新潟県)  有馬温泉〔再掲〕  草津温泉〔再掲〕(済)
    • 三大美人湯  龍神温泉(和歌山県)  川中温泉(群馬県)  湯の川温泉(島根県)
  • 植物・その他自然(4種類12ヶ所、ただし他の分類との再掲1ヶ所)
    • 三大巨桜  三春桜(福島県)  薄墨桜(岐阜県)  神代桜(山梨県)
    • 三大紅葉の里  日光(栃木県)(済)  嵐山(京都府)  耶馬渓〔再掲〕
    • 三大鍾乳洞  龍泉洞(岩手県)  秋芳洞(山口県)(済)  龍河洞(高知県)(済)
    • 三大カルスト地形  平尾台(福岡県)  秋吉台(山口県)(済)  四国カルスト(愛媛・高知県)
  • 城・その他構造物(7種類22ヶ所)
    • 三名城  名古屋城(済)  姫路城  熊本城(済)  大阪城(済)
    • 三大山城  岩村城(岐阜県)  大和高取城(奈良県)  備中松山城(岡山県)
    • 三大水城  高松城(香川県)  今治城(愛媛県)  中津城(大分県)
    • 三大湖城  松江城(島根県)  膳所城(滋賀県)  高島城(長野県)(済)
    • 三名橋  日本橋(東京都)(済)  錦帯橋(山口県)  眼鏡橋(長崎県)
    • 三大蔵の町  喜多方(福島県)  川越(埼玉県)  倉敷(岡山県)
    • 三大ダム  奥只見ダム(福島県)  黒部ダム(富山県)(済)  御母衣ダム(岐阜県)
  • 名所(9種類27ヶ所、ただし他の分類との再掲2ヶ所)
    • 三 景  松島(宮城県)(済)  天橋立(京都府)  安芸の宮島(広島県)
    • 新三景  大沼(北海道)  三保の松原  耶馬渓〔再掲〕
    • 三名園  偕楽園(茨城県)  兼六園(石川県)  後楽園(岡山県)
    • 三大夜景  函館市・函館山(北海道)(済)  神戸市・六甲山(兵庫県)  長崎市(長崎県)
    • 三大がっかり  札幌時計台(北海道)(済)  はりまや橋(高知県)(済)  守礼の門(沖縄県)(済)
    • 三大盛り場(済)  東京・浅草(済)  京都・新京極通(済)  大阪・千日前(済)
    • 三大朝市  輪島(石川県)(済)  高山(岐阜県)  勝浦(千葉県)
    • 三大秘境  白川郷(岐阜県)  祖谷(徳島県)  椎葉村(宮崎県)
    • 三大奇勝  耶馬渓〔再掲〕  寒霞渓(香川県小豆島)  妙義山(群馬県)
  • 神社・寺院・仏像(6種類19ヶ所)
    • 三天神  大宰府天満宮(福岡県)  北野天満宮(京都府)  防府天満宮(山口県)
    • 三大八幡宮  鎌倉・鶴岡八幡宮(神奈川県)(済)  岩清水八幡宮(京都府)  筥崎宮(福岡県)  宇佐八幡宮(大分県)
    • 三大寺  大安寺(大官大寺)  元興寺(飛鳥寺)  弘福寺(川原寺)(いずれも奈良県)
    • 三大仏  奈良の大仏(東大寺・蘆舎那仏)(済)  鎌倉大仏(高徳院・阿弥陀如来)(済)  高岡大仏(富山県高岡市大佛寺)
    • 三如来  阿弥陀如来(長野県善光寺)(済)  釈迦如来(京都嵯峨清涼寺)  薬師如来(京都因幡堂)
    • 三大霊場  恐山(青森県)  比叡山(滋賀県)(済)  高野山(奈良県)

 次の写真は3年前の4月中旬に富士山五合目から撮影した富士の姿です。この時は河口湖畔の桜花(富士桜)を観に行ったついでに富士スバルラインで五合目までドライブしました。

Img_0863_edited

  • 日本の美 三大尽くし 旅の友

是非 人気blogランキング へ

是非 ブログランキング【くつろぐ】へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月16日 (月)

袋田の滝を観光~日本三名瀑巡り完了

 先週末雨の中、福島県との境に近い茨城県大子町(だいごまち)にある袋田の滝を観て参りました。全都道府県訪問達成までに残り4県(鳥取県、高知県、佐賀県、長崎県)となった現在、その次の目標を考えておりましたが、大好きな温泉も楽しみながら旅行できそうなものとして日本三大のいくつかを巡ることにしました。まずすぐに達成できそうだったのが、日本三名瀑(三大瀑布)でした。通常これらは、華厳の滝(栃木県日光市)、那智の滝(和歌山県那智勝浦町)そして袋田の滝の三つを指しますが、場合により称名の滝(富山県立山町)を次点として含めることがあるようです。袋田の滝以外は、リンク先の本ブログ記事に書いてあるとおり、すでに訪れておりますので、今回日本三名瀑巡りの完了となった訳です。

 さて、袋田の滝の解説は袋田観瀑施設利用券の裏面によれば次のとおりです。

 巾73m、高さ120m、四段に落下するところから別名四度の滝と呼ばれ、日本三名瀑の一つであり、四季それぞれに織なす滝の造形は、心のやすらぎと、感動を与えることでしょう。

Himg0665

Himg0670

 以上の2枚の写真は観瀑台からやや露出を変えながら撮ったものですが、そこへ行くためには有料の袋田の滝トンネルを通らなければなりません。でも、JAF会員証があれば大人1人の料金が300円から50円引き(17%引き)で250円(団体料金と同じ)になります。わずかですが嬉しいものですね。やはり利用券の裏面によるトンネルの解説は次のとおりです。

 昭和54年12月完成されたこのトンネルの長さは、276m、高さ3m、巾員4m、中間には展望台を設け更には吊橋への通路を作るなど、お子様よりお年寄に至るまでゆっくり観瀑台より素晴らしい滝が鑑賞出来るよう設計においても特に工夫をこらしました。

 トンネルの途中に戻り吊橋に続く展望台から撮影したものが次の写真です。

Himg0672

 吊橋を渡り滝見の茶屋に登る途中から滝と吊橋を一緒に撮った写真が次で、茶屋から撮った滝と断崖の写真がその次です。

Himg0677

Himg0674

 観瀑台には「瀧を読む」という石碑が壁に埋め込まれており、次の4首が彫ってありました。

花もみち経緯(ヨコタテ)にして山姫の
 錦織出す袋田の瀧
     西行法師(平安時代の歌僧)

いつの世につゝみこめけむ袋田の
 布引出すしら糸の瀧
     徳川光圀(水戸黄門)
     (水戸徳川藩二代藩主)

もみち葉を風にまかせて山姫の
 しみつをくゝるふくろ田の瀧
     徳川齊昭(水戸徳川藩九代藩主)

御空より巖を傳ひて飛落ちて
 すへりて散りて四度の大滝
     大町桂月(明治の文豪)

 この地域は良質な鮎(あゆ)が沢山獲れるらしく、駐車場をお借りしたお土産店で食した串刺しの鮎の塩焼きは真に美味でした。しかも頭から内臓まで全部食べることができ、残ったのは尾びれのみでした。また、ここのお土産は、日光と同じゆば(湯波)、そしてこんにゃく(蒟蒻)、ゆばこんにゃく(湯波蒟蒻)(これは珍しい)、そば(蕎麦)などでしたが、紫せんぶり(千振)とおとぎりそう(弟切草)という珍しいものもありました。いずれも干して乾燥させたものですが、グーグルで調べると、せんぶりは煎じて飲むと胃薬になるもので、またおとぎりそうは煎じた液を傷口に付けると傷薬になるもののようです。

 袋田の滝へは愛車レクサスIS250で参りました。自宅から滝までは、大泉IC⇒東京外環道⇒三郷JCT⇒常磐道⇒那珂IC⇒国道118号の経路で、距離約180㎞、所要時間約3時間半の快適なドライブでした。帰りは途中筑波温泉に1泊して、疲れを癒して参りました。

  • 遠く観る 袋田の滝 けむる緑

是非 人気blogランキング へ

是非 ブログランキング【くつろぐ】へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)