カテゴリー「グルメ」の52件の記事

2009年9月 5日 (土)

川畠成道&小川典子のソナタシリーズ2009(@紀尾井ホール)を聴いて(そしてホテルニューオータニ・VIEW & DINING THE Skyでの食事)

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 本日午後紀尾井ホールにて開催された「川畠成道(Vn)&小川典子(Pf)ソナタシリーズ2009 ~古典から現代まで~」を聴いてまいりました。今回も日本ユニシス(株)が協賛で、そのせいか800席がほぼ満員のホールには若い男性の姿もちらほら、いつもと少し雰囲気が違いました。成道さんのMCによれば、「ソナタシリーズは2003年から始めて、今回が6回目」とのことです。年数がちょっと合わないなと思ったら、昨年はデビュー10周のツアーで忙しかったためかソナタシリーズをお休みしたようです。いつものように成道さんの情感たっぷりな、しかし確実な演奏に、小川さんのメリハリのある伴奏がよくマッチして、聴き応えのある演奏会でした。プログラムは次のとおりでした。

ヘンデル: ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 Op.1-3
プロコフィエフ: ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.94bis
     ~ 休 憩 ~
フランク: ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(以下アンコール)
フォーレ: 夢のあとに
プロコフィエフ: オペラ「三つのオレンジへの恋」からマーチ
ドビュッシー: 月の光

 いい音楽の後は、いい食事です。ホールのすぐ向かいのホテルニューオータニへ往きました。プールサイドから庭園に入り、まだレストランの開店時刻までには早かったのでガーデンラウンジに向かいました。途中の庭園て撮影した携帯写真が、冒頭に掲載したノボタン(野牡丹)の紫色の花です。この花木は正確には中南米原産のシコンノボタン(紫紺野牡丹)らしく、長く飛び出している紫色のオシベ(雄蕊)が特徴のようです。ガーデンラウンジで約1時間過ごし、本館17階にあるVIEW & DINING THE Skyへ参りました。混んでいるらしく、いつもより30分早く午後5時から開店しておりました。

 ここはもともとは中華レストランでしたが、昨年秋にすっかり改修して和・洋・中、すべてが揃ったビュッフェダイニング方式のレストランとして再スタートしました。70分で1回転する回転レストランですから、東京の眺めもまた格別です。いい酒といい食べ物といい眺望で、つい飲み過ぎ、食べ過ぎに…。次の2枚の携帯写真は、夕暮れの新宿高層ビルのスカイスクレイパーと、東の空・皇居上空に浮かんできた満月です。

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  • 良き時を 過ごして学ぶ 人生かな

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2009年5月22日 (金)

国立新美術館で「ルーヴル美術館展:美の宮殿の子どもたち」を観て(そしてエスカイヤクラブ新宿住友ビル店で食事)

 六本木にある国立新美術館で「ルーヴル美術館展:美の宮殿の子どもたち」を観て参りました。本展覧会は、ルーブル美術館から①古代エジプト美術、②古代オリエント、③古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術、④絵画、⑤彫刻、⑥美術工芸品、⑦素描・版画の7つの部門展示品、約200点が一挙来日したものとのことです。会場は今年2月の「加山又造展」や2年前の「大回顧展モネ」が開催された、1階の一番西側にあるメインの展示室、企画展示室1Eが使われておりました。今回も金曜日の夜8時までの展示延長時間を利用しましたので、混んではいたもののゆっくり展示品を鑑賞できないようなことはありませんでした。

 会場内での展示は、テーマに沿って、第1章 誕生と幼い日々、第2章 子どもの日常生活、第3章 死をめぐって、第4章 子どもの肖像と家族の生活、第5章 古代の宗教と神話のなかの子ども、第6章 キリスト教美術のなかの子ども、第7章 空想の子ども、と分類され、時代や背景の異なる作品が混合して展示されていました。とても新鮮な感じがしたものの、頭が混乱するような感じも受けました。いずれにしても今回も音声ガイドプログラム(ICレコーダータイプ)を借用し、手際よく解説を聴きながら回りましたので、特に問題はありませんでした。一番興味を引かれた展示は、初来日の第3章の76番《少女のミイラと棺》でした。3000年以上経過しているにも関わらず、衣服の色などがはっきりしているのには驚きました。

 美術鑑賞の後は美味しい食事です。今回は新宿住友ビル52階にあるエスカイヤクラブ新宿住友ビル店に向かいました。ここは食事(和食)もサービスもいいので安心して任せられます。びっくりしたのは、今年1月に残念ながら閉店した青山オーバル店に勤務していた和服の女性がこちらの店に異動されていたことでした。

  • 日本でも ルーブルを観て 至福かな

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2009年5月16日 (土)

春の鎌倉2009#3(懐古亭での食事)

 閉館時刻の午後5時になったので鎌倉文学館を後にし、食事の予約をした懐古亭に向いました。長谷寺の方向に歩き、鎌倉大仏に通ずる道を横断し左折、江ノ電長谷駅の近く(徒歩3分)にありました。飛騨高山から地区180年の合掌造りの古民家を移築したというだけあって、堂々とした建物でした。

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 店内は、当然ながら天井がとても高く、また古美術品を配しており、大変いい雰囲気でした。

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 料理はそば(蕎麦)懐石で、最後にそばが供されます。次の写真は最初の2品で、日本酒用の江戸切り子(?)のグラスも素敵です。

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  • 御仏の ソバで味わう 懐古亭

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2009年4月 7日 (火)

上野公園の桜2009(小松乙女、ヤエベニシダレ、ソメイヨシノ)(そして上野精養軒での桜ディナー)

 上野(恩賜)公園で、国立劇場にあったエドヒガン系の小松乙女の親木に会うことができました。小松宮彰仁親王銅像の左手前にありました。花は少し盛りを過ぎた感じでした。その後ろに、八重のサトザクラ「イチヨウ(一葉)」があり、一分咲き程度でした。公園には、やはり八重のサトザクラである「カンザン(関山)」や「フゲンゾウ(普賢象)」もありましたが、まだ蕾でした。

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 清水(きよみず)観音堂横には、ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)が2本あり、ちょうど満開でした。清水観音堂(国指定重要文化財)(住所:台東区上野公園1番29号)の解説板によれば、次のとおりです。

 清水観音堂は、寛永寺を開創した天海が京都清水寺を模して寛永8(1631)年に創建した。当初、現在地より100m余り北方の摺鉢山上にあったが、元禄7(1694)年この地へ移築し、現在に至っている。堂宇は、桁行5間、梁間4間、単層入母屋造り、本瓦葺。とくに不忍池に臨む正面の舞台造りは、江戸時代より浮世絵に描かれるなど、著名な景観である。
  (中 略)
 本尊は千手観音坐像で、京都清水寺より奉安したもの。秘仏で平常は厨子内に安置するが、毎年2月初午の日にのみ開扉され、多くの参詣者が訪れる。
  (後 略)
  平成10(1998)年3月   台東区教育委員会

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 不忍池の弁天堂を抜けると、あじさい遊歩道の細い通路に植えられているソメイヨシノの並木が満開になっておりました。不忍池の水に浮かんでいるような桜が綺麗です。

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 昨年もたまたまこの時季に訪れた、上野精養軒で「~桜~期間限定メニュー」のディナーを楽しみました。だんだん暗くなる中で、ライトアップされた桜を観ながら味わった、お料理もシャンパンも赤ワインも本当に美味でした。食後ライトアップされた庭のソメイヨシノを撮影してみました。隣に「タカサゴ(高砂)」という、またおめでたい名前の桜(稚木)も咲いておりました。

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  • 歴史ある 上野は 桜も 味もよし

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2009年3月22日 (日)

川畠成道デビュー10周年コンサートツアー東京公演(@紀尾井ホール)を聴いて(そして「新宿 大志満」での食事)

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 川畠成道デビュー10周年コンサートツアー東京公演を聴いて参りました。場所は、音の響きがいいので大好きな、クラシック専用の紀尾井ホールでした(写真は2階席後方から撮った開演前のステージ)。このホールは川畠さんにはお馴染みのところです。いつものように客席(800席)はほぼ満席でした。10周年コンサートツアーのプログラムは3種類あり、今回はヴァイオリンとピアノとマリンバによるプログラムBで、次のとおりでした。

前奏曲とアレグロ <Vn・Pf>
F.クライスラー(1875-1962)

ヴァイオリンソナタ 第1番 ト長調 作品78 「雨の歌」 <Vn・Pf>
J.ブラームス(1833-1897)

   ―― 休 憩 ――

アヴェ・マリア <Vn・Mba>
C.グノー(1818-1893)

3つのオレンジへの恋より、マーチ <Vn・Mba>
S.プロコフィエフ(1891-1953)

ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡) <Vn・Pf>

エスクアロ(鮫) <Vn・Mba・Pf>
オブリヴィオン(忘却) <Vn・Mba・Pf>
A.ピアソラ(1921-1992)

ひばり <Vn・Mba・Pf>
G.ディニーク(1889-1949)

   ―― アンコール ――

ヴォカリーズ <Vn・Mba・Pf>
S.ラフマニノフ(1873-1943)

ハンガリー舞曲 第5番 <Vn・Pf>
J.ブラームス(1833-1897)

チャルダッシュ <Vn・Mba・Pf>
V.モンティ(1868-1922)

アヴェ・マリア <Vn・Mba・Pf>
C.グノー(1818-1893)

 ピアノはいつものように寺嶋陸也さん、マリンバは京都にお住まいの通崎睦美さんが協演者でした。川畠さんもマリンバとの協演は初めてということで、演奏はとても新鮮な感じがしました。弦楽アンサンブルで“四季”を弾いた昨年11月の東京特別公演は安心して聴いていられました。また、ピアノとギターと協演した今年1月の埼玉公演は欧州の旅情を感じさせるような雰囲気でした。しずれにしてもデビュー10周年コンサートツアーは本日で千秋楽ということで、川畠さんはホッとはしましたが少し残念という風情でした。

 後半は川畠さんが時々MCをやって下さいました。曲目についても若干紹介して下さいました。まず、「ロンドンデリーの歌」は米国に渡って「ダニーボーイ」になりその方が有名になったそうです。エスクアロ(鮫)は、鮫を釣るのが好きだったピアソラが、その姿と動きを音楽で表現したものだそうです。そもそも鮫を釣ることができるのかともおっしゃていました。ところで、昨年(2008年)のニューイヤーコンサートのプログラムでは、エクアーロと読ませていましたが、スペイン語の読みが違ったのでしょうか。

 そしてマリンバの通崎さんが紹介され、マリンバについて説明して下さいました。全長2m70cmの大きな楽器で、5オクターブ半の音を出すことができ、ちょうどチェロからヴァイオリンまでの音域をカヴァーしているそうです。マレットを2本持って演奏することもあることは川畠さんは知らなかったようです。ゴム製のマレットの先端に、演奏者が自分で毛糸を巻き付け音色を調整するのだそうです。毛糸の種類・太さや巻き付ける回数で音色が変るそうです。通崎さんが書いた本件コンサートのブログ記事がこちらにありました。

 今回もマリンバのための編曲は寺嶋さんが行ったそうです。寺嶋さんは、2本のマレットの間隔や通崎さんの腕の長さなどを考慮しながら編曲作業を行ったとのことです。何回かの連絡で割りと容易に終了することができたそうです。ヴァイオリンとピアノとマリンバの協演はめったにないらしいです。そういう意味では貴重なコンサートを堪能させていただきました。

 コンサート鑑賞後の食事は特に美味しいものです。先月の第7回文京福祉チャリティーコンサート(川畠成道特別演奏会)の時に続いて、新宿・小田急ハルク8階の「新宿 大志満」に参りました。前回頂戴したクーポン券があったこともありました。ここは「すし堪六」と一緒に入居しているため、鮨のメニューもあり「すし懐石」をオーダーしました。飲み物は能登の銘酒「竹葉(ちくは)」(重箱読みですが)です。食事と酒がよくマッチし、いいディナーでした。

  • マリンバの 響きの中に 旋律が

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2009年3月14日 (土)

満開を迎えた梅の名所「吉野梅郷」を訪れて(青梅市梅の公園、そして梅の里・九兵衛で食事)

 愛車レクサスIS250を駆って関東有数の梅の名所「吉野梅郷(よしのばいごう)」(東京都青梅市)を訪れました。2月14日(土曜)付日経新聞のPLUS1で、見事「おすすめの梅の名所ランキング」第1位を獲得したので気になっておりました。昨夜から雨模様でしたが、午後3時頃には晴れるという天気予報を信じて昼過ぎに出発しました。明日15日(日曜)は好天が予想され、ちょうど観梅市民まつりが開催予定なので大混雑すると思われました。青梅街道を約30km走って吉野梅郷に到着するころは、予報どおり雨もやみ北西方向には青空が観えました。青梅市梅の公園に近い、個人所有の観梅園に駐車しました(料金800円)。

 梅の公園に向って梅の公園通りを歩いていると、右手に天沢院・梅林山(曹洞宗)がありました。境内にある「お願い地蔵尊」の赤い幟が入口にあり、その裏山が梅の公園を眺める絶好のポイントとの表示が目に付きました。そこで登ってみることにしましたが、雨でぬかるみ足場が悪く滑ってしまいました。次の写真は、1枚目が裏山からの、満開を迎えた梅の公園全景で、2枚目が北西方向、吉野梅郷の全景です。こちらに向かって来ている青空が観えます。

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 いよいよ青梅市梅の公園に入りました(入園料200円)。パンフレットによれば次のとおりです。

 吉野梅郷とは、JR青梅線日向和田駅から二俣尾駅までの多摩川南側、東西4キロメートルに広がる地域で、約2万5千本の梅があります。
 青梅市梅の公園は、この吉野梅郷の中にあり、120品種、1500本の梅がある山の斜面を利用した自然公園です。四が昭和47年に整備し、現在では吉野梅郷を訪れた人は必ず立ち寄る「吉野梅郷のシンボル」となっています。

 入口すぐに山茱萸(さんしゅゆ)の黄色い花が目立っておりました。山茱萸とは別名秋珊瑚(あきさんご)あるいは春黄金花(はるこがねばな)とも呼ばれるそうで、解説板によれば次のとおりです。

 梅(バラ科)ではなく、ミズキ科ミズキ属の落葉小高木で、朝鮮半島・中国原産。江戸中期に渡来。葉は楕円形。
 春に黄色の小花を多数つける。秋には楕円形の実が赤く熟す。
 実は漢方で滋養強壮薬とされ、山茱萸酒なども作られる。

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 滑る足元を気にしながら、山の北斜面を登り始めました。

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 玄海躑躅(げんかいつつじ)の脇を、次の写真では右上部に観える「しだれ梅の滝」を目指して進みます。玄海躑躅は別名トキワツツジとも呼ばれるそうで、解説板によれば次のとおりです。

 ツツジ科ツツジ属の落葉小低木で、岡山県以西、朝鮮半島に分布。葉は楕円形で粗毛が生える。
 カラムラサキツツジの変種とされ、ツツジの中でも華やかな桃色~紅紫色の花を咲かせる。
 園芸用に採取されたため、絶滅の危機に瀕している自生地もある。

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 「しだれ梅の滝」の上部に到着し、しだれ梅の間から梅の公園全景を撮影しました。

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 しだれ梅の滝からやや下り、紅梅越しにしだれ梅を撮りました。

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 紅梅が綺麗です。雨上がりで、山から水蒸気が昇っています。

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 東口に近いところまで来ると、解説板の付された梅の樹が多数植栽されておりました。2種類だけ紹介します。まず、八重祭笠枝垂(やえまつりかさしだれ)です。解説板によれば次のとおりです。

 野梅性の大輪の八重咲き。青梅市梅郷、鈴木文吾氏の先代の実生したものから生まれた新花。半八重咲で花弁の先に裏口紅がのこりしべも美しく散開する。

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 2つ目は幾夜寝覚(いくよねざめ)です。解説板によれば次のとおりです。

 大輪の八重咲き。花色は紅紫色、底紅で、花弁は大きく波を打って抱えて開く。しべの数も梅花中で最も多く、真に優雅で豪華な花である。

 梅の公園のガイドさんが近くで説明しているのが聴こえて参りましたが、百人一首でも歌われている花だそうです。花が大輪なので、重さで上を向いて咲くことができず、すべて下を向いているとのことです。したがって、下から見上げるとすべての花が自分の方に向いて咲いてくれているように観えるという、サービス精神旺盛な花のようです。

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 そうこうするうちに、いよいよ晴れてきて、陽も射して参りました。山の中腹から梅の公園全景を撮影しました。ここは近景の梅花に、雲のような遠景の梅花が絡み合って、そのコントラストが本当に綺麗でした。すっかり青空になりました。

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 梅の公園を出て吉野川沿いに通りを下り、JAのグリーンセンター(農産物直売所)へ向かいました。梅製品と一緒に、青梅の銘酒・五段仕込「澤乃井」を購入しました。そして、早めの夕食と思い、梅料理の店「梅の里・九兵衛」に入りました。梅料理9品が付いた梅郷御膳に舌鼓を打ちました。

  • 雨霽(は)れて 吉野梅郷 馨(かお)り立つ

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2009年2月21日 (土)

第7回文京福祉チャリティーコンサート(川畠成道特別演奏会@文京シビック大ホール)を聴いて(そして「新宿 大志満」で食事)

 学士会館で大学のクラブ(ESS)の同窓会に出席した後、文京シビック大ホールにて開催された第7回文京福祉チャリティーコンサート(川畠成道特別演奏会)を聴いて参りました。指揮は円光寺雅彦さんで、東京フィルハーモニー交響楽団が協演しました。プログラムは次のとおりです。最初の曲は楽団だけで演奏されましたが、残りのプログラムは川畠成道さんと楽団の協演でした。指揮の円光寺さんが、川畠さんをよく観ながら熱演されていたのが印象に残りました。

<第1部>

W.A.モーツァルト(1756-1791)
歌劇《フィガロの結婚》より序曲

P.I.チャイコフスキー(1840-1893)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35

≪休憩(20分)≫

<第2部>

E.ショーソン(1855-1899)
詩曲 作品25

J.E.F.マスネ(1842-1912)
タイスの瞑想曲

F.ワックスマン(1906-1967)
カルメン幻想曲

 昨年行われた第6回文京福祉チャリティーコンサート(川畠成道特別演奏会)と同様に、今回も(財)富士福祉事業団が競輪補助事業として主催したチャリティーコンサートでした。したがって、ほぼ満員の客席(約1,800席)には、実に行儀よくしくしている盲導犬を連れた方や白い杖の方が結構いらっしゃっておりました。

 満場の拍手を浴びて演奏を終えられた後、4回のカーテンコールに応えましたが、今回は結局アンコールがないままでした。川畠さんのコンサートでアンコールがなかったのは初めてのことでした。夜の公演を控えているためだったのでしょうか。昨年は昼夜2公演でもアンコールを1曲弾いて下さいました。

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 美しい音楽を聴いた後は、お楽しみの美味しい食事です。文京シビックセンター25階の展望レストランまで昇りましたが、あいにく営業時間外でした(上の写真は25階展望ラウンジから東京ドームシティ方向を眺望したもの)。それで新宿の小田急ハルク8階にある「新宿 大志満」に向かうことにました。ここはお正月に泊まったホテルグランパシフィック LE DAIBAでお節料理を楽しんだ店の兄弟店です。軽食ということで加賀御膳と加賀の銘酒「萬歳楽 菊のしずく」を注文しました。

  • 真心で 永久(とわ)の響きを 綴られて

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2009年1月10日 (土)

映画「英国王 給仕人に乾杯!」を観て(そして、権之助での食事と十二時でのマジックショー)

 義母の傘寿祝賀昼食会の後、観たいと思っていた映画「英国王 給仕人に乾杯!」を鑑賞に参りました。シャンテシネ1で上演されておりましたが、昨日(9日)で終了の予定が延長されたため、本日はちょうどいいスケジュールになりました。224席全席が指定なので、2日前に午後4時25分からの第3ラウンドのチケットを購入しました。中央の席を夫婦50割引で入手することができました。

 新宿から丸の内線で霞ヶ関に着きましたが、若干時間があったので、酔い醒ましとして日比谷公園内の日比谷グリーンサロンでコヒーを1杯飲みました。そして日比谷公園を横断し、いよいよシャンテシネに乗り込みました。シャンテシネ前の歩道には映画俳優達の手形が埋め込んであります。冷たい北風に凍えながらチラッと観ると、ペ・ヨンジュンの手形が一番新しそうで金色に輝いておりました。

 混み合っているシャンテシネの発券場を横目に4階に昇ろうとしたら、エレベータが1基でやや小型なため、さらに昇る階段もないため(階段は出口専用に使用していた模様)、ホールが大混雑していました。改善の余地がありますね。購入した座席G10は本当にど真中で、少し見下ろすベストの角度から映画を堪能しました。さて、映画「英国王 給仕人に乾杯!」は、2008年12月19日(金曜)付けの日経新聞(夕刊)コラム「シネマ万華鏡」で映画評論家・中条省平氏が絶賛(五つ星)していただけあって、とても楽しめる映画らしいコメディでした。

 主人公ヤン・ジーチェが15年の刑期を半年程短縮されて出獄して来るところから映画は始まります。共産主義体制下で国境地帯へ送られたヤンが昔を回想する形で映画は進みます。駅でのソーセージ売りから始めて、一流レストランの給仕人へ、いろいろな運を味方に付けて出世します。ストーリー展開は小気味よく、各所に笑いを散りばめており、中だるみの全くないコメディ映画になっております。チェコ映画の巨匠イジー・メンツェル監督の名作だと思います。

 小柄なヤン(イヴァン・バルネフ)は、映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」の主人公マイケル・J・フォックスを思い出させます。また、幸運と不運の繰返しのタイプのストーリーは、トム・ハンクスが主演した映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」を思い出させました。しかし、この映画「英国王 給仕人に乾杯!」は、美しい女性が沢山現われてヤンに絡みます。ハードではありませんが、少々官能的(エッチ)な映画でもあります。それにしてもお金持は、どうして結局飲む・食う・買うしかやらないのでしょうか。

 昼食の中華料理がまだお腹の中にあるような感じなので軽食をと思って、大和実業グループの店・権之助銀座店に向かいました。佐賀関から直送された関アジを楽しみ、店自慢の、沢山の野菜の上に薄い豚肉を置いて蒸す豚しゃぶ等を味わいました。そして、何となくもう一つ楽しみたくなって、マジック・バー銀座「十二時」に寄ることを考えました。どうも予約していないと席が確保されていないようでしたが、今回は幸運にも予約なしで入店することができました。ステージ・ショーが始まるまでの間は、マジシャンがテーブルまで来てくれてカード・マジック等を披露してくれました。そして、いよいよステージでマジック・ショーが始まりました。女性マジシャンの喜代野さんが登場し、なかなか切れのいいマジックを観せて下さいました。

  • 銀座には 映画 マジック フルエンタ

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新宿三井ビル聘珍樓で傘寿のお祝い

 義母の傘寿のお祝いで、新宿三井ビル聘珍樓に参りました。兄弟姉妹4人が集まり祝賀の昼食を囲みました。フカヒレ姿煮スープと北京ダックが入ったコース料理「富貴の筵(えん)」を楽しみました。無料の個室を利用することができましたので、何とアッと言う間に3時間が経ってしまいました。さすが横浜中華街で120余年の伝統がある店だけのことはありました。

 次の写真は新宿三井ビル54階の聘珍樓から東京都心を望んだものです。1枚目は東京ドームや文京区役所の方向で、2枚目は東京タワー、新宿御苑、神宮外苑等の方向です。1枚目の手前の高層ビルは右側が新宿センタービルで、左側が損保ジャパン本社ビルです。2枚目の中央やや後方には国立競技場が観えますが、ちょうど第45回全国大学ラグビーフットボール選手権大会・決勝(早稲田大対帝京大)が行われていたようで、沢山の観客が入場しております。

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  • 傘寿から 迎える人生 華麗なり

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2009年1月 2日 (金)

お台場でのお正月#3(2日:ホテルグランパシフィック LE DAIBA・大江戸温泉物語)

 2日はコンテナ港ではもう仕事始めのようです。向かいの大井埠頭や青海埠頭には、大型のコンテナ船が次々と接岸しておりました。次の写真は、1枚目が2日朝の様子で、2枚目が元旦の様子です。

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 ホテルグランパシフィック LE DAIBA 29階の銀河で、バイキング形式の朝食を食べました。通路からレインボーブリッジの写真を撮りました。手前のビルはホテル日航東京です。

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 ホテルをチェックアウトした後、大江戸温泉物語に向かいました。不景気のせいか、近場のここは結構混雑しておりました。足湯、獅子舞、温泉、ソフトクリーム等を楽しみました。次の写真は大江戸温泉物語正面入口から北方向を撮ったものです。中央奥、道路とゆりかもめ高架の左側に観える建物が、昨年(2008年)3月に開署した東京湾岸警察署でしょうか。この辺では外の交通はほとんどありませんでした。夕方自宅へ戻る時には、今年はUターンが早めなのか首都高速が結構混んでおりました。

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  • お台場の 温泉場にも 賑わいが

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